ROCK & CINEMA DAYS

映画とROCKと猫が大好きです

ジョン・レノンの命日

2007-12-08 20:39:59 | ロック
きょうはジョン・レノンの命日。

27年もたったんですね。
早い早い。
私が大学生の時でした。
ロックファンにとっては、もう天地がひっくり返るくらいの衝撃でした。

1980年12月8日は、クラスの人たちと梅田のパブで飲み会をやっていました。
阪急東通りの「コットン100%」という店です。はっきり覚えてます。
たまたまカウンターの上に乗ってたスポーツ新聞が、私の目を釘付けにしました。

「レノン射殺」

一面にデカデカとその見出しが踊り、ジョンとヨーコの2ショット写真がバーンと載っていました。
一瞬、何なのか理解できませんでした。
「しゃさつぅ~?」
思わずその新聞を手にとって広げました。

―ジョン・レノンが自宅アパート前で男に撃たれ死亡

「ジョン・レノンが死んだって!」
思わず大声をあげましたが、運悪く一緒に飲んでいたのはロックに興味のない人ばかりでした。
「ふーん」
みんなの反応。何?ふーんて何さ?ジョンが殺されたんだぞっ!
私はただちに当時住んでいた京都のマンションに戻りました。
戻りましたっつっても、梅田から京都の衣笠までですから、ちょっと時間がかかります。
阪急京都線の西院から本来はバスに乗るのですが、タクシーに乗って帰りました。
一刻も早くテレビのニュースがみたかったから。

着いたのは11時頃。ちょうど各局がニュースをやる時間です。
どこのニュース番組もトップはジョンの事件でした。
チャンネルをガチャガチャ回しながら
「ほんとに死んじゃったんだ…」
涙が出てきました。
会ったことのない人の死に涙が出たのは生まれて初めてでした。

それからロック友達から電話がかかってきて、2時間くらい話し込みました。
電話を切ったらまた違う友達からかかってきて話し込み、夜中の3時頃までしゃべってたかな。
私たちロックファンにとっては太陽が消滅したような衝撃だったのに、そうでない人たちにとっては、単に有名人が死んだだけって認識で(当然だけど)悲しかったなあ。
だって次の日学校に行ったら「ジョンレノンって誰?」って言う人もいて、orz orz orz どころじゃなかった…。

長い間音楽業界から遠ざかっていて、久々に「ダブルファンタジー」で復活したばかりだったのに。
この年は、最初にポール・マッカートニーが初来日していきなり税関で逮捕され、強制送還されたという、ビートルズファンにとっては厄年でありました。
しっかし、太平洋戦争が始まったのと同じ12月8日にハワイから来た男に殺されるって、何か因縁めいたものを感じたものです。

これは私の店に飾ってある、ビートルズ日本公演のパンフです。
今日は一日中ビートルズを流してます。
でもモロビートルズだとベタかなあと思って、トリビュートアルバムを流してるんですけどね。
ジョー・コッカーの「With A Little Help From My Friend」いいですよ。
確かずっと前、NHKでやってた「素晴らしき日々」としうアメリカのドラマのテーマ曲になってなかったかな。

そう言えば会社勤めをしていた80年代、「クリスマスソングの名曲はやっぱハッピークリスマスだよね」と言ったら、同僚に「何ゆうとんじゃ-、クリスマスソングっちゅーたらワムのラストクリスマスやんけ-」と返されて悲しかったことがありました。
ちなみに「ラストクリスマス」って「最後のクリスマス」って意味じゃないんですけど、知ってました?