ROCK & CINEMA DAYS

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まさかの後期合格

2008-03-30 11:08:39 | 受験
タイトル通りです。
長男が国公立大学の後期日程入試で名古屋市立大学に合格しました。

後期なんて前期とは倍率もケタが違うし
(まあ、実質は前期合格で辞退する人もたくさんいるので、倍率も下がるでしょうが)
名市大の問題はすごく難しいらしいし
本人はもう「受けたくない」と言っていたくらいです。

同志社入学への準備もしていたし
前期で名古屋大学に落ちてからは勉強もあまりしていなかったし
ただ
「検定料を払ってるんだから、受けるだけ受けてみなさい」
と、無理矢理受けさせたのですが…。

合格発表は3月23日。
本人はそれすら忘れていました。
当日の午後になって
「あ、今日が発表だった」
とWEBで確認したところ
受かってました。
奇跡としか言えません。

でも
同志社に通うための下宿も契約したし
家具や家電もそろえたし
授業料も振り込んだし

いまさら合格って言われてもね。

確かに名市大なら自宅通学できるので
金銭的にはかなり助かります。
公立大学なので地元での評価も高いです。

でもね。



この
「前期入試・後期入試」
というシステム、
なんとかならないですかね。
国公立大学に挑戦する機会が2回あれば受験生が楽だというのは
現状を知らない人の考え方です。

確かに2回挑戦できるのは有難いです。
でも後期の合格発表が3月末で
前期不合格の受験生は、ほとんど私立大学への準備をしてしまっているんです。
だって1日でも早く下宿を探さなければ
住むところがなくなってしまうんです。
なくならないにしても
条件のよいところは残りません。
引っ越し準備だってそうです。
配送が集中する3月末は
早く業者に予約しないと
入学式の日にまだ荷物が届いていないという事態になりかねません。

長男は初めてのひとり暮らしに戸惑いながら
まだ寒さの残る京都で4月1日の入学式を待っています。

「なんでこんな気持ち悪い模様のふとん送ってくるやー!
 俺が使ってたふとんでいいのに!」
ひとり暮らし最初の電話がこれでした。
「ふとんはおばあちゃんが送ったからどんなんか知らんし」
と答えると
「画像送る」
と言って送ってきました。
それを見た次男は
「…確かにキモい。俺絶対いや」

まあ
ひとり暮らしはいい勉強かもね。
親にとっては高い授業料だけどさ。




京都の大学へ

2008-03-18 20:08:46 | 大学時代
同志社大学に入学を決心した長男を連れて、下宿探しに行きました。

最初の2年間は京田辺市という郊外のキャンパスに通うので、下宿もその近辺です。
大学生協で物件をいくつか紹介してもらい、提携してるタクシーを呼んでもらって(3000円までは生協が負担してくれます)、5部屋まわりました。
すごく親切な運転手さんでありがたかったです。

もう条件のいい物件なんてほとんど残ってないと思ってましたが、国公立に合格した人がキャンセルしたりするので、けっこう空いているところがありました。
結局、大学から自転車で10分くらいのアパートに決めました。
築20年で新しくはないけれど、光インターネットが使えるし、家賃の割には広いし(ここが決定のポイントだったとか)、京田辺駅から近いのでよい物件でした。生協さんありがとう。

部屋が予想より早く決まったので、今出川のキャンパスまで行ってみました。
私も同志社を受験したことがあるのですが、当時は「広いなぁ」と感じたキャンパスも、田辺の広大なキャンパスを見たあとでは狭く感じられます。
それでもやはりクラーク記念館(同志社の紹介写真で必ず出てくる建物)やチャペルなど、今見ても趣があります。
土曜日だったせいか同じような親子連れが多く、ちょっと気恥ずかしかったな#

ついでに今出川通りを東に歩いて京大まで行きました。
途中の出町橋で賀茂川を見ながら「パッチギ!」の撮影をしたとこやよぉと長男に解説。
ここからずっと南へ五条まで行ったとこの橋で牛若丸と弁慶が…と観光ガイドしたりしてました。

京大のキャンパスは、キャンパスと言うより市民の歩行者道路と化していました(笑)。
だって、普通におじいさんやおばあさんやおばちゃんたちが談笑しながら歩いてますから。
お弁当食べてる年配の方々もいらして、なんとものどか。
でも同志社と同じく、紹介写真で出てくるあの時計台の学舎は、生で見ると迫力あります。さすが京大。

バスに乗って四条河原町へ。
またまた途中に見える荒神口のあたりで
「昔はここに立命館のキャンパスがあって…」
と、にわかガイド。
そう言えば「二十歳の原点」の高野悦子さんが常連だった荒神口のジャズ喫茶
「しあんくれーる」は
なくなってしまったんですね。

四条河原町で食事をしてから、京都駅まで歩きました。
帰宅してから夫に話すと
「同志社から京大まで歩いたの?!」
「四条河原町から京都駅まで歩いたの?!」
「よく子供が文句言わんかったなあ」
「金遣ってでも、バスや地下鉄に乗って早く帰ってきて仕事してくれた方が有難いけど」
…いいやん、数十年ぶりの京都なんだからさ。

でもやっぱり次の日は全身グタグタで脚はパンパンにむくんでました。
気分は大学時代に戻っても、カラダは現実のままです。当たり前やけど。



名古屋大学合格発表

2008-03-08 16:52:00 | 受験
今日は名古屋大学の合格発表。
長男が受験しました。

2次試験から2週間。
長い長い日々でした。
センター試験ではなんとか名古屋大合格ラインに届いたので、出願ギリギリまで横浜国立大学と迷いに迷って決めたのですが。

落ちたよ(T_T)

でも7月から受験勉強を始めたにしてはよくここまでこぎつけたよ。
高校入学以来、部活に入れ込みすぎてまったく勉強しなかったから、行ける大学があるのかと心配していたが。
7月からはかなり頑張ったからなあ。
秋の三者懇談で担任の先生に
「この調子でいくと、名大に届く勢いですよ」
と言われた時は
「旧帝なんて雲の上の話やん」
と思ってたけど。

センターは数学が足を引っぱったけど、数学以外だと9割いったもんな。
英語も驚異的によかったし。
あとは2次で運にまかせるだけだったけど。

まあ、「自宅から通える国立大学」という、多くの親が理想とする激戦大学に挑戦できるくらいのレベルまで辿りつけたから、上出来だろ。
さすがに旧帝の壁は手強かったな。

さあ、こんにちは同志社やぞ~。
これから忙しいやん。
下宿探して、引っ越し準備にスーツ作って。
卒業旅行に行きたいなんてのんびりしてる場合じゃないぞ。
4月1日が入学式なんだからよ。

新島襄をリスペクトして同志社カレッジソング歌って…。
3年生になれば、今出川の赤レンガのキャンパスやよ。
同志社ええよ。がんばってこい。