ROCK & CINEMA DAYS

映画とROCKと猫が大好きです

漫才を題材にしたドラマ「シェイクハンド」

2017-12-04 00:42:00 | テレビ・ラジオ
映画「火花」が公開されて
観たいな~とは思うのですが
私の住んでいるところに映画館はなく
一番近いところでも車で1時間。
数年後には地元に巨大なイオンモールができる予定です。
イオンシネマよ はよ来い来い


auの浦ちゃんと鬼ちゃんが主演ということで
この2人は大阪出身だから
まともなアクセントの大阪弁を使ってくれてると期待。

ふと思い出したドラマ。
もう30年前になるのですが
フジテレビ系で放映された
関西テレビ30周年記念製作のドラマ。
売れない漫才コンビを題材にした
「シェイクハンド」。
ギャラクシー賞を受賞した秀作です。
今ではバラエティ番組の方で活躍してる感の渡辺徹と
45歳という若さで亡くなった古尾谷雅人の二人が主演。


もううろ覚えなんですが
思い出す限りであらすじを。


順と光夫は売れない漫才コンビ。
寄席でもまったく受けない。
当然、漫才だけでは食べて行けず
ふたりともバイト生活です。
順はバイト先のバーで客に
「おまえは面白いのに、なんであんな相方と組んでるの。
おまえひとりの方が売れるんちゃう?」
と言われます。


確かに光夫は漫才が下手です。
東京から来た光夫は関西弁が下手だということもありますが
それ以前に
「お笑い」の世界にまったく向いてない感じの人間です。
それでもふたりは仲の良いコンビで
ウケない漫才を続ける日々。


ある日
地方営業に出かけたふたり。
いつものようにウケません。
しかしトリをつとめる師匠は大ウケで会場を沸かせます。
何があかんのやろな~。
ふたりは先の見えないトンネルの中で立ち尽くします。


営業が終わったあと
ふたりは共に来ていた女性漫才コンビといっしょに海で遊びます。
師匠もやってきました。
しかし師匠は
着衣のまま海の中へ入っていき
姿が見えなくなりました。


入水自殺でした。


その後、大阪へ戻ってから
順は光夫の前から姿を消しました。
しばらくして
一緒に海で遊んだ女性コンビのひとりと結婚して
夫婦漫才をやると順から連絡がありました。
光夫は見切りをつけられたのです。


順は妻と人気漫才コンビとなり
コンクールで新人賞も獲得します。
光夫がテレビをつけると
お客にバカウケしているふたりの漫才が映ります。
光夫は生活費にも事欠き
売血までします。
「にいちゃん、こんなとこもう来たらあかんで」
光夫に注射しながら売血屋が言います。
光夫の頭には、めっきり白髪が増えました。


「光夫にいさんのこと考えてるの?(あの人と組んだら)売れへんで」。
ふと光夫のことを思いだしていた順に
妻が目ざとく言い放ちました。
それでも光夫が気になって
光夫のアパートへ行く順。
しかしそこには
順が新人賞をとった新聞記事の切り抜きが置いてあるだけで
他には何もありませんでした。


順は新大阪駅へ走り
東京行の新幹線に乗ろうとした光夫をひきとめて
ホームのベンチに座らせました。
ふたりがベンチに座り会話をしますが
その会話の内容は聞こえません。


ふたりの前を何度も列車が通ります。
列車が通り過ぎるたびに
ふたりの距離が近くなります。


列車が通りすぎます。
ふたりが握手しています。


列車が通りすぎます。
ふたりが缶ビールで乾杯しています。


列車が通りすぎます。
ふたりは缶ビールを飲みながら空を見上げています。


そして
最後の列車が通りすぎます。
ベンチには順ひとりが座っています。


新幹線の運行がすべて終了したアナウンスが流れる中
順はいつまでもベンチに座っています。


......と
こういう話だったと記憶しています。
細部は違ってるかもしれません。


この最後の列車の演出が
なんとも素晴らしく
観ている側はふたりの会話がまったく聞こえないのですが
列車が通りすぎるたびに見える表情と仕草で
言葉がなくても会話がわかるような
なんとも粋なラストシーンでした。


このころ
ベテラン漫才トリオ「フラワーショウ」のリーダーが
入水?だったか自殺されたこともありました。
メンバーのひとりはその後
「勉強しまっせ引っ越しのサカイ~」とメガネにチョビ髭の男性が歌う横で
「ほんま~かいなそうかいな」と合いの手をいれるCMに出てたので
ご存じの方も多いでしょう。


渡辺徹と古尾谷雅人主演の素敵なドラマの話でした。
覚えてる方いらっしゃるかな。



「八重の桜」前半のクライマックス

2013-07-07 23:22:00 | テレビ・ラジオ
前回から銃撃戦が始まり

ドラマ前半のクライマックスを迎えた「八重の桜」。

今日は第27回「包囲網を突破せよ 」オンエアでした。




日本のテレビドラマでここまで迫力のある戦闘シーンを描いたものは珍しいです。

前回は神保内蔵助と田中土佐、西郷頼母の一族、そして白虎隊と

自害シーンがてんこ盛りで、ドラマだとわかっていても泣けてしまうストーリーでした。

続いて今回も、薙刀の名手・中野竹子の戦死と

生け捕りにされた神保修理の妻・雪子の自害。

会津の悲劇はいつまで続くのかと嘆かずにはいられない展開です。




唯一ほのぼのとしたのは

山川大蔵が彼岸獅子を率い

堂々と敵軍の前を通過して入城した場面です。

そんなウソくさい話があるか!と思ってしまう場面ですが

これは有名な事実なのだそうです。




このドラマでは「それは作り話だろ」と思うようなことが

史実通りで驚くことが多いです。

彼岸獅子のエピソードもそうですが

八重が戦死した弟の軍服を着て籠城し

断髪して銃撃戦の指揮をとったことや

八重の銃さばきがうまく、敵軍が予想外に苦戦を強いられたことなど。




そして二本松の戦いで

現代ならまだ小学生である年齢の少年隊が

刀を振り回して長州藩の部隊に向かって行った時

長州の隊長・白井小四郎が、討ち取ろうとした長州の兵を

「子供を討つな」と制したシーン。

そのため白井は少年兵に突かれて命を落とし

少年兵は長州の兵隊に銃殺されてしまいました。

このエピソードも事実だそうです。




ドラマよりドラマチックな史実があふれています。




来週もクライマックスは続くことになりそうですが

このドラマは、出演者たちの

「いい作品を作ろう」

という気迫がビシビシと感じられます。

痛いほどです。

ベテランも若手も、子役にいたるまで

誰ひとりガッカリしてしまうキャストはいないのです。




観てる側にとって

視聴率うんぬんは関係ありません。

まれにみる名作だと私は思います。




中野竹子を演じた黒木メイサ、

撃たれた時の演技はお見事でした。

「八重の桜」おもしろいのに…

2013-04-23 14:58:00 | テレビ・ラジオ
視聴率低迷、と言われているNHK大河ドラマ「八重の桜」。

えっ。面白いのに。なぜ?

大河ドラマは「独眼流政宗」を最後に観たきりなので、随分と久しぶりなのですが

(愛姫役を桜田淳子と後藤久美子が演じてた時代だから、かなり前ですね)

毎週観てます。回を追う毎に面白くなってきているのに

反比例して視聴率が落ちていってるって、ええーっ。



主人公の八重の出番が少ないことが原因のひとつらしいんですが

いまは八重が活躍するようになった背景を説明している段階なので

どうしても会津藩と幕府・朝廷の話がメインになるのは当たり前なわけで。

この状況を理解しないと、八重のドラマチックな人生も理解できないわけで。

…と思うのですが。



八重が出る出ないにかかわらず

ここんとこの回は、激動の幕末を説明されていて

幕末物としても面白いですよ。

特に若手俳優たちが素晴らしいです。

会津藩主・松平容保を演じる綾野剛と

徳川慶喜を演じる小泉孝太郎。

実はこの2人、時々見分けつかなくて混乱してました(笑)。

どちらも端正な顔立ちで、細面のすっきり系2枚目。

おまけにヅラつけて烏帽子かぶったら雰囲気変わるんで、最初の方は

「あれ、これは慶喜?違った、会津だ」

年寄りかー!とセルフツッコミしながら観てました。



この綾野剛、実にいいですね。

天皇からの書簡を読んで泣く場面など圧巻でした。

そして小泉孝太郎。

最初の方は、失礼ながら「演技ヘタ?」と思って見てましたが

回が進むごとに登場場面が増え

それとともに素晴らしい演技を見せてくれています。

慶喜が憑依したか?と思わせるぐらいです。

今回の放映(第16回「遠ざかる背中」)の慶喜のムカつくことったら(笑)。

「幕府など、一度壊れたほうが良いのだ!」発言は

脚本家のギャグということでよろしいんですかね?



新撰組の斉藤一を演じるDragon Ashの降谷建志もいいですよ。

「悪そうな奴はだいたい友達~♪」を地でいくような睨み。

目力がすごい。まさにカエルの子はカエル、といいましょうか。

ご本人は役者の道へは進みたくないかもしれませんが、オファーが来ること必至でしょうね。



このあと前半のクライマックスである戊辰戦争へと突入していくわけで

その時の日本の状況を描いたドラマとして非常に面白いものとなっています。

後半は、おそらく八重と新島襄の物語になっていくので

京都に行ってからの八重の「ハンサム・ウーマン」ぶりがどのように展開するのか、

が見所であります。

会津での八重は「男勝りのおねえちゃん」として描かれているだけなので

それが視聴者には物足りないのでしょうか。

「悪妻」と後世に伝えられた八重。

なぜ悪妻と呼ばれたのかは、京都に行ってからの八重の行動によるものです。

じゃあなぜ京都に行ったのか?を、今ドラマで状況説明してる最中なのです。

決してここを飛ばさずに観てください!

…って、私NHKの関係者じゃないですからね。

なんせ大河は独眼流(以下略)。



中村獅童の剣舞、すごいね~。さすが歌舞伎役者だね。


野沢直子様

2012-09-10 14:37:00 | テレビ・ラジオ
先日、「ダウンタウンDX」を観ていたら
久しぶりの野沢直子。
相変わらず野沢ワールド全開でトークしていました。
浜田夫人である小川菜摘のことをボロッカスにけなして
「もううちに来ないで!迷惑なの!」
と叫ぶ叫ぶ(笑)。
でもね、野沢直子と小川菜摘って大親友なんですよね。
だから全然悲惨に聞こえないわ(笑)。
そう言えば、野沢直子が渡米する前
小川菜摘と2人でやっていた深夜番組があったんですが
その時、小川菜摘が野沢直子の当時の恋人のことをバラしたことがありました。
「直子ちゃんの好きな色は青。青は英語でブルーだよね。心はハート。『青い心』」
と、いきなりのフリに野沢直子が
「何この人。信じらんな~い」マジで照れまくってました。


野沢直子が全盛期だった頃を覚えているのは
40歳以上の方々になるんでしょうか。
80年代中頃から90年代にかけて
テレビで観ない日はないぐらいの売れっ子芸人でした。
突拍子もない発言がウリで
「笑っていいとも!」を初め
「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!」など人気番組のレギュラーでした。
そのアクの強さから、好き嫌いが激しく分かれるタレントでもありました。
実は私も最初の頃は「騒がしい子だなあ」と良い印象は持ってなかったんですが
ある時から急に「この子面白い!」とハマりだし
それからはテレビで観るたびに「やっぱ野沢オモロイわ~」と感心するようになりました。


今でも覚えてるのが「笑っていいとも!」の視聴者参加コーナーで
赤ちゃんが登場した時。
例によって客席からは「かわいー」の大合唱だったんですが
そこで野沢直子が
「どこがかわいいの?朝潮みたいな顔してんじゃん!」と客席に向かって叫んだこと。
いやあ、すごいな野沢。フツーは思ってても口に出さないのに(笑)。
あまりの衝撃に、その赤ちゃんが朝潮顔だったかどうかは覚えてません。





これは1988年に発売された
宝島別冊の「VOW MEGA-MIX」。
野沢直子がどどーんと表紙です。
この時25歳ですね。
インタビューも載っていますよ。
「衣装を自分で作ってる」という発言に
「家庭科の成績とか良かったんですか?」と聞かれて


「それが中学の時ね、3年間ずうっと『1』でしてねえ。
信じらんないわ。
だいたい料理とか裁縫とかダメなのに、それをさらに授業中ふざけてるもんだから。
家庭科の先生ってだいたいババアでしょ。もう嫌われちゃって」。



やはり野沢直子は昔から野沢直子だったのですね(笑)


ちなみにこの本には、若き日の久本雅美のインタビューも載ってます。
別人のように可愛らしい画像付きです。↓

http://star.ap.teacup.com/ladystardust/128.html


ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、清水ミチコと出演していた
土曜夜の番組「夢で逢えたら」も毎週観てました。
みんな仲良さそうで面白い番組でしたよ。
オープニング曲はユニコーンの「働く男」のちに「スターな男」で、この始まり方も好きでした。
そうそう、この頃、清水ミチコが雑誌のインタビューで語ってましたが
プライベートで野沢直子と歩いていたら、通行人たちに「あ、野沢だ」「みっちゃんだ」と囲まれてしまったことがあったそうです。
どうしようと思っていたら、なんと野沢直子はその場で踊り出したんですって(笑)。
感動して清水ミチコも踊り出したということです。


今は年に一度日本に来て活動しているそうですが
やっぱり浦島太郎的なズレはあって、まあそれは仕方ないですね。
全盛期の彼女は、相手の言ったことに対する言い返しの鋭さがお見事でした。
ダウンタウンの松本人志にマシンガントークをさせたような、って感じ?
若い人に伝わるかなあ。


結婚式の様子もワイドショーで見ましたが
式の前日に2人そろってモヒカン頭にしたとか(笑)。
第一子の娘さんが生まれてすぐに
「新伍・紳助のあぶない話」に夫婦そろって出演した時
娘さんの名前が「真珠ちゃん」だと話したら紳助に
「ボブの親が『リメンバー・パールハーバー!』って怒らんかった?」と突っ込まれてました。
さすがの彼女もこの時は言い返せず笑ってましたが。


そんな彼女も49歳。
ブログの画像とか見ても、歳を感じさせないです。
いまだにぶっ飛んでる。
もうね、彼女のブログ読んだりしてると
シワだのシミだのと悩んでることがアホらしくなってしまいます。
やっぱ野沢直子はいつまでも野沢直子。
ばーくばくばくばく、おーわだばくっ!って歌ってた野沢直子なんですよ。
落ち込んだ時は野沢直子、と人生の指標にしますわ。


にしおかすみこを初めて見た時
「野沢直子の娘?」と思った人挙手。
ノシ


ガイアの夜明け「息子たちの戦争~親の知らない新“就活”戦線」

2010-11-24 16:15:00 | テレビ・ラジオ
私が大学生の頃
「オレたちひょうきん族」というお笑いバラエティ番組が大人気で
視聴率お化け番組と言われた裏番組
ドリフの「8時だヨ!全員集合」を終了に追い込んだほどでした。


若い方はリアルにご存じないでしょうが
この番組が始まった頃は漫才ブームで
「漫才」が「THE MANZAI」と書き換えられ
そしてこの番組からは
たけし・さんま・紳助・片岡鶴太郎・山田邦子など
今でも第一線で活躍されている方々が輩出されました。


この番組の中で
今でもはっきり覚えている話があります。


当時、受験戦争が社会問題となっていました。
有名大学へ入るために
小学生が毎日夜遅くまで塾で勉強
城山三郎の「素直な戦士たち」がNHKでドラマ化されたのもこの頃です。


「ひょうきん族」の話は
そんな世情をパロディにしたものでした。
テレビレポーターが塾から実況中継しています。
教室にいるのは小学生たち。
みんなハチマキを締めて先生の話を聞いています。


ところがそのハチマキ
志望校の名前が書かれているかと思いきや
「東芝」
「フジテレビ」
「東京海上火災」(←当時の大学生人気ナンバーワン企業)
など
有名企業の名前が書かれています。


そう
受験のための塾ではなく
大企業に入社するための塾だというオチです。


「東芝」と書かれたハチマキを締めた女の子にインタビューすると
「やっぱり東芝ですね。安定していますから」
と答えていました。
レポーターは
「今や大学受験ではなく、その先を目指して塾に行く時代になりました」。


当時だからこそ「お受験のパロディ」と笑えましたが
今では笑えないですね。
てか、放送できないでしょうね。


ゆうべオンエアされた、テレビ東京系「ガイアの夜明け」。
大学生の就活を扱った「息子たちの戦争~親の知らない新“就活”戦線」を観ました。
私の長男も大学3年生で、就活戦線まっただ中です。


私たちの頃とはまったく違う就活事情。
昔は4年生から活動していたのに、今は3年生から。
おいおい、授業とかゼミとかどうなるの?
3年生からやっと専門分野の研究が本格的にできるようになるのに。
この不況下、バイトだって必須のはず。
おまけに4年生になってもなかなか就職先が決まらないとなれば
卒論・卒研だって満足にできやしない。


企業側に、社員を育てるといった余裕がないんでしょうね。



番組でとりあげられた学生は4人。
早稲田大学の4年生の男子は
3年生から4年生の夏まで受けた企業は全滅。
就活が忙しくて必修科目の単位を落とし、留年決定。
この秋からの3年生対象の会社説明会にも行くが、対象外扱い。
両親には「考えが甘い」としかられる。


2人目は、一橋大学を卒業した男子。
在学中に落ちた会社は50社。
1社から内定をもらったが
他の会社の最終面接の結果待ちのため辞退。
しかし3月31日になって
その会社から「不採用」。
4月1日からは既卒扱いとなり
日本の企業特有の「新卒一括採用」枠から外れてしまった。
既卒者の就活は一層厳しさを増す。


3人目は、東京農業大学を卒業した女子。
在学中に受けた企業は全滅。
卒業後、片道2時間の農園でボランティア・バイトをしている。
ボランティア色の強いバイトなので、交通費は自己負担。
将来は観光農園を経営したいと夢を語るが
母親には「農園で何がしたいの?甘すぎる。現実を見なさい」と一蹴される。


4人目は、この中で唯一の3年生、大阪大学の男子。
就活の厳しさを目の当たりにして、自ら起業することに。
早くに父を亡くし、母に女手ひとつで育てられた彼は
自分と同じ片親の高校生たちに勉強を教えている。
そしてこの高校生たちを最初の塾生とすべく、学習塾を開いた。
母子家庭だからと進学を断念しないよう
片親の子供には月謝を安く設定。
その中で優秀な子には奨学金制度を適用し
大学入学後、塾の講師となって返済してもらう。


それぞれの就活。それぞれの考え方。
早稲田の男子と農大の女子は
親に考えの甘さを指摘されていました。
確かに、この2人が就職留年やボランティアバイトをやってられるのは
親がいるからです。
自分ひとりで食べて行かなくてはならない状況であればどうするのか?


「夢じゃ食えないよ」と、ソフトバンクのお父さん犬も言ってますね。


一橋大卒の男子には同情しました。
最終面接の結果待ち、とは
ほぼ採用決定事項だった、と言うことですよね。
3月31日に「不採用」だなんて
あんまりじゃないですか。
会社名はわかりませんでしたが
こんなことする会社は、社員を大事にしないところでしょうね。
この男子は、取材期間中に1社で採用が決まったから、まだ良かったですが。


起業した大阪大学の学生は
趣旨は立派だと思ったんですが
資金を集めるのに、友達から借金したところが、アレレ…でした。
これはねぇ、やっちゃイカンと思う。
もっと別のやり方がなかったんだろうか。


私の長男も
「世間の人が考えてる3倍はしんどい。涙も出ない」と言いながら
就活戦線に突入しています。
離れて暮らしているので
辛い顔を見たり、余計な言葉をかけたりしないだけマシかしらん。




<就職内定率>大学生57.6%「就職氷河期」下回る
 毎日新聞 11月16日(火)21時6分配信

就活早期化で学生ら抗議デモ 「卒論書く暇ない」   
 中日新聞 2010年11月23日 17時07分