ROCK & CINEMA DAYS

映画とROCKと猫が大好きです

レッチリ、秋まで待とう

2007-03-19 21:50:15 | ロック
レッチリのアンソニーが仮病だと一部で噂されていることが残念です。
だってね、来日延期の発表があった時、すでにスタッフやローディ約30人が大阪入りしてたと言うじゃないですか。
もちろん機材も。
そこまでして仮病でドタキャンなんて、いくら少々(?)イカレたとこのあるレッチリとはいえ、やりますかねえ。
本人たちや関係者たちは大損害を被るのに。

聞いた話によると、メンバーたちはギリギリまで日本に行こうとしてたらしいです。
まずトップに始まる大阪公演を東京公演の後に繰り下げて、なんとか東京公演から始めようとしてたそうですよ。
ところがドクターストップがかかり、もうやむを得ずという苦渋の決断だったとか。
アンソニーは40度の高熱が出たそうですから、もう仕方ないですよね。
肺炎は出ますからね~、熱。
今でも命取りになる病気なので、医者がだめと言ったらだめでしょう。
ふらふらでライブやってもらっても…ね。

まあ、自己管理ができてないと責められる部分もいたしかたないですが、体調万全のアンソニーを秋まで待ちましょう。
秋もドタキャンだったら…もう知らんぞ。


レッチリ来日ならず!

2007-03-18 09:44:48 | ロック
レッチリ来日公演延期!うわぁ、明日からドームだったんでしょ?きっつー。
私もライブ行きたくて、昨年のフジロックのあと「春に来日するらしい」と言う噂を耳にして、「絶対名古屋に来る!たぶんレインボーホールだ」と勝手に推測してたんですが、噂は本当だったものの名古屋は見事にとばされてた…。
3月は年度末であわただしいのに、東京や大阪まで行ってられましぇ~んと凹んでたのですが、こりゃ私の比じゃないですね、チケット買った人の凹みようは。

来日中止はきのうワーナーからのメールで知ったんですが、肺炎ですか、アンソニー。
肺炎じゃ仕方ないですね。無理して外国で仕事して悪化して一生歌えなくなったりしたら大変ですもんね。
それにしても秋まで延期って。
スケジュールびっしりでしょうから秋まで空いてなかったのはわかるけど、チケット買って指折り数えてたファンを思うとほんとに気の毒です。
あと3日、あと2日ってとこでいきなり半年延びたんですから。
電車やホテルを予約してた人もたくさんいるはずで、なんともなぐさめようがないですね。
大阪のライブに行くんだよ~とうれしそうに教えてくれた知人はおそらく相当凹んでるでしょう。かわいそ。

ん~、それにしても、チケット買った人に対してもちょっと何とか良い対応できなかったんでしょうか。
メンバーのコメントを動画で配信するとか。なんとかもっとやりようがあるような気がしますが。
でもね、失礼だけど、今はデスノート効果でレッチリのチケットが余計に売れたと思うんですよ。
秋になったら払い戻しの人が多くて、ぐっと観客減るんじゃないですか?
本来のファンにとってはデスノートのにわかファンが減って有り難いでしょうけど、ドーム満員になるのかなぁ。

な~んて、関係者じゃないから別にいいんですけどね。

ランナウェイズのサンディ死去

2007-03-16 12:38:33 | ロック
ランナウェイズのサンディ亡くなってたんですね。
YouTubeの投稿読んで知りました。
昨年の10月、肺ガンだったそうです。
サンディの死について検索したらたくさんのブログがヒットしたので、あらためてランナウェイズの人気の高さをうかがうことができました。

女にロックは無理、と完全に男社会だったロック界に颯爽と登場したランナウェイズ。
当初は、その頃ロンドンやニューヨークで社会現象になっていたパンク・ムーブメントのバンドのひとつとして紹介されていました。
メジャーデビューの前にはNYのライブハウスCBGBに出演していたという記事を読んだ記憶があります。
ランナウェイズはカリフォルニアのバンドですから、NYのライブハウスに出演していたというのはかなり頑張ってたんだなと思いますね。

ガールズバンドらしく噂も華やかでした。
サンディはキッスのポール・スタンレーと。ジョーンはスイートのブライアン・コノリーと。そしてリタは「速弾きの神様」リッチー・ブラックモアと。チェリーも脱退後、TOTOのメンバーと噂があったような。
特にリタはリッチーの指導が功を奏し、2枚目のアルバム「クイーン・オブ・ノイズ」ではリッチーばりの「ギュイーン・ガリガリ」テクを披露してました。
初めて聴いた時はあまりにそっくりなんで笑っちゃったよ。特に「カリフォルニア・パラダイス」の終りのソロなんかね。

ランナウェイズより先に女性ロックヴォーカリストとして日本でも人気のあったスージー・クアトロが、突然カーリーヘアにした時のコメントが
「最近、私の髪型をまねする女の子が増えたからよ」。
これはジョーンへのあてつけだといわれました。ジョーンはスージーに憧れてロッカーになったらしく、髪型もスージーと同じセミロングのレイヤードカット(当時はウルフカットと言われてました。数年前また流行してましたね)だったからです。
先輩格のスージーでも嫉妬するんだなと思いました。

サンディはチェリーと2000年頃に再来日してたそうです。
全然知らなかった。もう話題にもならなかったんでしょうね。
写真を見ると、2人とも40代なのにかわいくて、まだまだ活躍できそうだったのに。
YouTubeでチェリーが「カリフォルニア・パラダイス」を歌っている動画を見ました。90年代だから脱退してかなり後ですが、チェリーはこの曲が好きだったんでしょう。
アルバムでもライブでも彼女がリードヴォーカルとってた曲ですもんね。
私もこの曲は大好きです。
リタの「ギュイーン・ガリガリ」が聴けるし(笑)。

鈴木ヒロミツも亡くなって、あの名作CM「クルマはガソリンで走るのです。モービルガソリン」を思い出しているところです。伝説のクリエイター杉山登志の作品でした。




ガールズバンド・ランナウェイズ

2007-03-05 16:11:34 | ロック
ランナウェイズと聞いて「あ~、下着で歌ってたお姉ちゃんたち」と思いつく人はもう少ないでしょうか。
「音の映画館」というサイトを見ていたら、ランナウェイズの「チェリーボンブ」を発見したので、思わずクリックしてみました。いや懐かしい。この映像は日本のテレビ番組に出演した時のです。
私のあやふやな記憶によれば、ランナウェイズが来日した時に出演したテレビ番組はフジの「夜のヒットスタジオ」とNHKの「レッツゴーヤング」だったと思います。
「チェリーボンブ」は間奏部分でボーカルのチェリー(のちに「シュリー」と表記されるようになった)が、大股開きでマイクコードを太股に巻き付けるアクションをするのですが、フジはその時にしっかり下側から太股ドアップで撮ってたんですね。
で、NHKはその部分にくるとカメラを他のメンバーに向けて、大股開きはシャットアウトしてました。当時メンバーと同い年くらいだった私ですが、友達と「やっぱNHKらしいねえ」と語り合っていました。

ボーカルが下着姿―といっても中世の婦人下着みたいなやつなんですが―で歌い、メンバーは16-17歳の女の子たちということで、キワモノバンドの扱いを免れなかった不幸なバンドでした。
当時は今のようにガールズバンドが認められていなかったこともあり、もっぱらランナウェイズはルックスばかりとりあげられていました。あの篠山紀信がチェリーの写真集を作り、他のメンバーたちがブンむくれでチェリーを無視したと言うエビもありました。
でも一番人気があったのはドラムのサンディでした。ちょっとタレ気味の大きな瞳はとてもかわいかった。いかにも日本人ウケしそうな子でした。

そんなランナウェイズもメンバーがひとり抜けふたり抜け、結局は解散。その数年後、サイドギターだったジョーン・ジェットがソロで奇跡の復活!80年代初頭に「アイ・ラブ・ロックンロール」で全米1位になりました。この曲、ほんとカッコイイですね。
この曲で「日本でも大丈夫」と踏んだのか、来日公演を行ったジョーン。
私は京都でこの公演をみたのですが、あまり広くない会場なのに、ガラーーーーンなんですよ。前から20列くらいしか埋まってない。開演時に司会者が「本当は客席から立ち上がるのは禁止なんですが、今日は立って結構です。盛り上げてやってください
いやー、私もライブは何度か行ってますが、司会者がここまで言うライブは後にも先にもこれだけですね。
ステージでもジョーンは何となくヤケクソっぽかった(そりゃそーだ)。以来、来日してないと思うんですが。

ランナウェイズがオリジナルメンバーで出したアルバムは3枚なんですが、2枚目「クイーン・オブ・ノイズ」なんかグレード高いと思うんですがねえ。もう廃盤ですけど。
ジョーンが中心になって作ったアルバムで、ボーカルも半分はジョーンです。チェリーより歌うまいし、音楽センスあるしで、チェリーはいたたまれなくなって脱退したんでしょうね。
3枚目は日本でのライブアルバムです。これ聴くと、ランナウェイズ実力もあったのになあ、としみじみ思います。

ところでチェリーと言えば、「奥様は魔女」のタバサ役だったというまことしやかな噂が当時流れましたが、これはガセらしいです。