ROCK & CINEMA DAYS

映画とROCKと猫が大好きです

加藤和彦さんもお亡くなりに PART2

2009-10-19 15:25:00 | ロック
ジョン・レノンが亡くなって以来の衝撃をうけた
加藤和彦さんの訃報を耳にして以来
フォークルやサディスティック・ミカ・バンドの曲を聴いておりますが
先日のブログに引き続き
家にある古い雑誌から
ミカバンドについての記事を見つけたのでUPさせて頂きます。



これは1988年6月に発売された
まだ「宝島」がロック雑誌だった頃の別冊
「ロックファイル」に載っていた
「伝説の日本のロック・バンド名鑑」という特集記事の一部です。
ちなみに、隣のページにはサンハウスの記事が載ってます。



「悲しくてやりきれない」
「あの素晴らしい愛をもう一度」
私は当時まだ子供だったので
どちらの歌も歌詞の意味が理解できなかったのですが
大人になってから聴くと
本当に心にしみわたる名曲だなと痛感しました。

加藤さんの曲を聴いていて
映画「パッチギ!」がもう一度観たくなりました。
井筒さんもショックだろうなあ。
合掌。

加藤和彦さんもお亡くなりに

2009-10-17 21:35:00 | ロック
今年ってミュージシャン亡くなりすぎの感ありありです。
キヨシローのショックさめやらぬうちに
加藤和彦死去。

うちの店に飾ってある昭和の雑誌の中に
加藤氏の記事があるんじゃないかと探してみたら
…ありましたありました。
ちょっと皆様にお見せしちゃいますわ。



これは週刊平凡1971年6月25日号。
「あの素晴らしい愛をもう一度」がヒットした時です。
上の画像は日本テレビのスタジオ
下の画像は、おそらくラジオ局の食堂で居眠りしてるところでしょう。
顔ははっきり写ってないですが
加藤氏のイメージとちょっと違うかな、と思いました。
サングラスかけてる姿は珍しいですね。

ちなみに
この週刊平凡の表紙はこれ。



表紙モデルは
山口果林と山田吾一です。
わかんないよねえ。
私なんか、岡崎友紀とうっかり八兵衛だと思っちゃったもんな。

以前のブログにも書いたんですが
加藤和彦は、とにかくかっこよかった。
長身で甘いマスクでおしゃれで
メロディメーカーとしても天才的で
「日本のポール・マッカートニー」とたとえられたほどでした。

これからテレビやラジオで何度も流されるであろう
「あの素晴らしい愛をもう一度」は
中学生の合唱の定番になっていますし
放送禁止の憂き目にあった「イムジン河」は
映画「パッチギ!」のおかげで
若い世代にもその美しいメロディが広く知られることとなりました。

70年前後のフォークブームの頃
「四畳半フォーク」と呼ばれた東京のミュージックシーンに対し
おしゃれだった関西フォーク。
その最前線が、加藤和彦&ミカ夫妻でした。
伝説のサディスティック・ミカ・バンド。

日本のロックの名盤のトップに名前があがる
サディスティック・ミカ・バンドの「黒船」。
シングルカットされた名曲
「タイムマシンにおねがい」。
このイントロのかっこいいこと!

「黒船」についていたメンバーの写真もかっこよかった。
和彦&ミカ夫妻は言わずもがな
高橋幸宏・高中正義・今井裕・小原礼(←この人が特にかっこいい!)
もう、音楽やる人はやっぱかっこいいわ!と納得させられてしまうバンドでした。

日本で初めて海外進出したバンドでもありましたね。
イギリスでは非常に評価が高かったとのことです。
あのロキシーミュージックの前座に出たら
バカウケしてロキシーを食っちゃったんですってね。

大腸ガンだったと言う情報もあり
何が彼を自殺に追い込んでしまったのか
遠い私たちにはわからないし、知る必要もないわけですが
ただただショックです。

加藤さん、素晴らしい音楽をありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。

レコード売りました

2009-10-03 15:31:00 | ロック


父が亡くなって以来
年配の従兄が実家にひとり住まいして
家を守ってきてくれたのですが
その従兄も先日亡くなってしまったので
家の整理に行ってきました。

そこで発見したのが
400枚近いLPレコード。

音楽と名のつくものは
ロック以外何でも聴いていた音楽好きの従兄だったので
CDもたくさん残っていました。

レコードの内訳は
半分がクラシック
残り半分の多くがジャズ
あとは60年代から70年代にかけての洋楽と邦楽。

引き取り手がないので
ゴミとして処分されると聞き
一緒に整理していた夫が
「これをゴミにしちゃうのは、あまりにもかわいそうだ」
と言って、なんと全部持ち帰ることに。

うちの車は小型車なので
これだけのレコードを詰め込むと
後ろの席には誰も乗られないぐらいギュウギュウになってしまいました。
大阪の実家から自宅まで約3時間、レコードを乗せてドライブです。

レコードの行く先についてですが
一番お金になるのは
ヤフオクに出品することなんでしょうけど
膨大な手間や
落札者とのトラブルなんかを考えたら
やはり業者さんに買って頂くのが一番かなと思いました

段ボールに詰めて並べてみました。
画像でみるとあまり多いように見えないですが
実際に見てみるとすご~く場所とってます。



東京の老舗のレコード屋さんに引き取って頂くことになったので
発送前に記念撮影。




中にはこんな懐かしいのも。
天地真理と南沙織です



大まかな見積もりでは
全部で約5千円だそうです。
まあ、金額どうこうより
好きな人の手に渡ってくれれば
供養になりますよね。

ついでに自分のレコードも送ろうと
エマーソン・レイク&パーマーの「タルカス」と
ロッド・スチュアートのベスト盤を入れました。
どちらも帯つきです。

私はレコードに傷がつくのがいやだったので
買うとたいていカセットテープに録音し
テープばかり聴くようにして
レコードは大事にしまっておきました。
当時の音楽ファンはそういう人が多かったんじゃないかな。

だから「タルカス」なんかは
一度しか針を落としてないと思います。帯もついてるし。
ロッド・スチュアートのは、持ってることすら忘れてました(笑)。
ファンでもないのに何で買ったんだろう。
「マギー・メイ」が聴きたかっただけだろうか。たぶんそうだな。