ロンドン・オリンピックも無事に閉幕しましたね。
その期間中、私は、夕食後、一度寝て、午前3時頃に起きて、オリンピック中継を観る生活が続きました。
日本選手の頑張りにLIVEで応援しながら、一喜一憂してましたよ。(開会式・前半は観てないけど・・・)
男女の水泳リレー
なでしこジャパンの決勝
男子サッカーなどなど・・・・どの試合も感動と興奮の連続でした。
(レスリングの吉田選手の試合は観てなくて、朝、起きたら金メダルだったので・・・)
そして、閉会式
凄い人数の投入と大変お金がかかっているようなステージ?!
世界最高の演出に感動し、また、ブリティッシュ・ロックの楽曲を惜しみなく使用している進行に感服しました。
マッドネス
ペット・ショップ・ボーイズ
レイ・ディビス(どこかで会ったような)
ジョージ・ハリスン(サン・サン・サン~)
ジョージ・マイケル(1曲で良かったかな?)
モッズ?のカイザー・チーフ
ジョン・レノン
デビッド・ボウイ
タコのシーンは、リンゴで良かったのかな?と
アニー・レノックスの船長
再結成のスパイス・ガール
エド・シーランのピンク・フロイド(握手して燃えたな?)
ビーディ・アイの”ワンダー・ウオール”
クイーンの”ウィー・ウル・ロック・ユー”(その次の曲は何故歌わなかったのか?)
テイク・ザット
そして、ファイナルが・・・
THE WHO
良いですよね、ザ・フーってやっぱり
オリンピック前は、出演を断っていたので、どうやら隠し玉だったようですね!
そんな”ザ・フー”の1974年発売のアルバム『ODDS & SODS』
ジャケットがスポーツしてますよね!ROCKの文字がやたらかっこいいです。
私は、当時(1977年ぐらいかなぁ)、このアルバムを買ったのですが、あまりその良さがわからないので、友だちとLPの交換をして手放した思い出があります。(ポール・マッカートニーの『ラム』もそんな思い出があります。)
このアルバムは、ザ・フーのベーシスト”ジョン・エントウィッスル”が未発表の曲から拾い集めた編集版になっています。
当然、ヒット曲や有名な曲があるわけでないので、当時は物足りない感じを受けたのでしょうね?
でも、今、あらためて聴いてみると、どの曲も味わいがある素晴らしい作品集になっていることに気づきます。
<ポストカード>ブラスバンドが混ざったアップテンポの曲です。ツアーで廻った外国の国について歌われています。ヴォーカルは誰なんだろうか?
<俺は百姓>コーラス部分の歌詞(和訳)がとてもいい!
”俺は百姓、掘って掘って掘りまくる 農作をすることは何と魅力的なんだ驚くよ~”
(訳は、菅野ヘッケルさん、あの『血の轍』の・・・納得)
<プット・ザ・マネー・ダウン>印象的なリフとリズム、ピートのギターワークが素晴らしい曲です。
<リトル・ビリー>イントロが”ピンボールの魔術師”の雰囲気がありますが、とてもよく出来た曲です。なんでこの曲がお蔵入りしたのかわからないほどの楽曲です。
<トゥー・マッチ・オブ・エニシング>ピート曰く、すべての物事での自制についての曲だそうです。ちょっと晴れやかに歌うロジャーの姿が思い浮かびます。
<燃える女>ツイストの”燃えろいい女”じゃないですよ?!間奏のギターパートが”マイ・ジェネレーション”のように燃えています!
<ピユア・アンド・イージー>当時は、アルバムをトータル的に考えていたので、作品の繋がりがいまいちだったのでボツになった経緯があるみたいですが、複雑な展開を持っている優れた曲には違いないです。
<大きな信頼>この曲を聴いていると、ザ・ストーン・ローゼスを連想します。彼らは、ザ・フーの後継者でもあったのかな?
<アイム・ザ・フェイム>ファーストアルバムの頃に録音したような曲だそうですが、なかなかのR&Bです。
<ネイキッド・アイ>起伏が激しいドラマティックな曲です。ライヴで演奏すれば大変盛り上がると思います。
<不死身のハードロック>ラストを飾るのが、ノリノリのロックン・ロール!
”ロックよ長生きせよ 俺には毎晩必要なんだ
”ロックよ長生きせよ 生死にかかわらずいつまでも~”
ロンドン・オリンピック’12の閉会式は、ビートルズ生誕頃から50年間のロック・ミュージックが演奏されました。
最後は、ザ・フーで締めくくるとは、さすが、大英帝国はタレントが豊富です。
まだまだ、ゴッツイ・アーチェストもたくさんいますが、
ザ・フーの<マイ・ジェネレーション>で
幕を閉じましたね!
まぁ、なんといっても世界中から集まった選手が主役なので、”わたしの世代”でよかったのでしょう。
では、また