かまぼこRockの人生棚卸し

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ユーミン祭り!Disc3(青い影)

2018-09-09 06:20:28 | 日本のロック・ポップス

ユーミン祭り!Disc3(青い影)

最後の曲となりました、

祭りのあとは、寂しいものです。

その余韻のようななか

この曲【青い影】がラストを飾ります。

英国のロックグループ:プロコム・ハルムが1967年に発表した曲です。

当時のジョン・レノンが「人生のベスト3に入る曲」といい。

当時の荒井由実も音楽の自作【シンガーソングライター】になるきっかけを作った曲ですので非常に思い込みがあるのでしょう。

なおかつ、このカバー曲ではプロコ・ハルムの本当のボーカルの人も参加しユーミンと共演しています。

原文と和訳があったので勝手に載せます。


 【青い影】   (プロコル・ハルム)

We skipped the light fandango
turned cartwheels 'cross the floor
I was feeling kinda seasick
but the crowd called out for more
The room was humming harder
as the ceiling flew away
When we called out for another drink
the waiter brought a tray

軽いファンダンゴでスキップしたら
フロアの向こうへカートを押し出してしまった
ちょっと船酔いしたみたいだ
でも群衆はもっとやれと言っている
天井が飛び去って
部屋はより激しくざわついていた
大声でもう一杯頼んだら
ウエイターがトレイを持ってきた

And so it was later
as the miller told his tale
that her face, at first just ghostly,
turned a whiter shade of pale

随分遅くなった
粉屋が延々と打ち明け話をするにつれて
彼女の顔色が(最初は幽霊みたいだった)
だんだん白くなって来た
青白い陰

She said, 'There is no reason
and the truth is plain to see.'
But I wandered through my playing cards
and would not let her be
one of sixteen vestal virgins
who were leaving for the coast
and although my eyes were open
they might have just as well've been closed

彼女は言った「理由なんて無いわ、
“真実”は明白よ」
だが僕はトランプをしながらぶらついた
彼女を海岸に向けて発っていった16人のヴェスタの処女の一人の
ようにさせるわけにはいかない
目は開いているのに
半分寝ているみたいな感じがしていた

And so it was later
as the miller told his tale
that her face, at first just ghostly,
turned a whiter shade of pale

随分遅くなった
粉屋が延々と打ち明け話をするにつれて
彼女の顔色が(最初は幽霊みたいだった)
だんだん白くなって来た
青白い陰

She said, 'I'm home on shore leave,'
though in truth we were at sea
so I took her by the looking glass
and forced her to agree
saying, 'You must be the mermaid
who took Neptune for a ride.'
But she smiled at me so sadly
that my anger straightway died

彼女は言った「上陸許可(陸上での休憩時間)のときはあたしが家にいるよ」
“真実”は海の上なのに
だから彼女を鏡のところまで連れて行って
判らせようとした
「君はネプチューンに乗った
人魚なんだぞ」と言いながら
でも彼女は悲しげに僕に微笑んだ
だから僕の怒りは失せてしまった

If music be the food of love
then laughter is its queen
and likewise if behind is in front
then dirt in truth is clean
My mouth by then like cardboard
seemed to slip straight through my head
So we crash-dived straightway quickly
and attacked the ocean bed

もし音楽が愛の糧ならば
微笑みはその女王だ
同じようにもし後ろが前であれば
汚れも実は綺麗なものなのだ
その時までのボール紙のような僕の口は
まっすぐ僕の頭を滑り抜けるように思えた
それで僕らは直ちに急速潜航して
海底を攻撃した


余談ながら、

1967年当初、荒井由実は13歳ですか?

1972年、18歳で【返事はいらない】でデヴュー

2018年で64歳まで日本の音楽シーンの最前列にいてLIVEで歌い続けている。

数々の作品は万華鏡のように輝き

彼女の歌声に誰しも勇気付けられ

そして

日本は幸せになる

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ユーミン祭り!Disc3(ひこうき雲)

2018-09-09 06:00:56 | 日本のロック・ポップス

ユーミン祭り!Disc3(ひこうき雲)

いよいよこの企画も佳境に入りあと2曲です。

【ひこうき雲】はファーストアルバム『ひこうき雲』の1曲目に収録

2枚目のシングルのB面に入っていました。

元々は”雪村いづみ”さんに書く下した作品だそうですが諸事情がありその企画はなくなったそうです。なぜ?雪村いづみさんかは不明。

2013年にはジブリの映画『風立ちぬ』の主題歌になったのは記憶に新しい。このイメージがあるのでどうしても【戦争】を想像してしまう歌詞の内容ですが実際はどうなんでしょうかね・・・

 

【ひこうき雲】

白い坂道が空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが あの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は昇っていく
何もおそれない、そして舞い上がる

空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲

高いあの窓で あの子は死ぬ前も
空を見ていたの 今はわからない
ほかの人には わからない
あまりにも若すぎたと ただ思うだけ
けれど しあわせ

空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲


余談ながら、

こんな文学的な歌詞を読んだことあります?

空に憧れる若いあの子とは誰だ?

”あの子の命はひこうき雲”


あぁ、実に切ない・・・

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