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モノラルレコードは2種類

2019-10-25 05:07:27 | オーディオ
ってことです。

本物のモノラルLPレコードは1960年台半ばまで
モノラル音源をモノラル専用カッターヘッドで溝を刻んだもの
左右横揺れ振動のみ シンプルな動き
再生にはモノラル専用カートリッジが必要、あるいは望ましい。
ステレオカートッリッジを使うと、本来存在しない縦振動を拾い、SN比の劣化を招く。
ステレオカートリッジを使う場合は、針先チップの大きなものを使い、針圧を高め、トレース性を上げることで対処する。


擬似モノラルLPレコードは1970年年代以降
モノラル音源をステレオカッターヘッドでレコード溝を刻んだもの
横、縦振動を含む複雑な動きをします。再生にはそれに対応するステレオカートッリジでなければなりません。
モノラル専用カートリッジは縦振動に対応していないので、溝を痛める可能性がある。

オーディオマニアでない限り、
本来のモノラルレコードも擬似モノラルレコードも、今持っているステレオカートッリジで良いのじゃないでしょうか。
自分の場合、ステレオ盤がほとんど、モノラルレコードも擬似モノラルが多いので、DENON DL−103(MC型)とSHURE M447(MM型)で間に合わせています。
ジャズ喫茶「木馬」はステレオ盤はSHURE V15Ⅲ、モノラル盤はSHUREM44Gと使い分けているようです。

音の世界でもシンプルイズベストは正しい。
本物のモノラルレコードの良さはお手持ちのステレオカートリッジで十分堪能頂けます。
針圧は重めに調整された方が良いでしょう。針圧を多少余分に掛けても溝を痛める心配はありません。

ステレオ、ステレオ・・・焦点が定まる 
それはそれなりの非現実性を楽しめるので、否定するものではありません。
モノラルの中にも奥行きが感じられる。不思議ですね。


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