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マルチアンプシステムのまとめ

2020-04-16 05:59:14 | オーディオ
長所
①LCネットワークの持つ制約を逃れ、SPユニットを音声帯域別に自由に組み合わせが出来る。
②アンプを選ぶ自由度が高い。
短所
①SPユニットとパワーアンプが直結されるので、SPユニットの保護上の問題を抱えている。
自分が現在使用中の管球アンプの電源部は整流管式、それ自体が保護回路的面を持っています。また、電源部が安定するまでの遅延回路を内蔵しています。それでも、停電時のシャットダウンには対応できない。
②高能率SPユニットでは、チャンネルディバイダー(これもアンプ)、パワーアンプの残留雑音の影響が前面に出る。近接して音楽を楽しむには向いていない。
自分の場合、アンプ類は全て管球式。半導体アンプに比して、残留雑音は多めで、残量雑音の悪影響が強く出てしまいました。

長所でも短所でもないその他の特徴
①色々弄れて遊べる。音楽を楽しむ方向とは違う。

*後日談
別稿「JBL・SPユニットを使ったマルチアンプシステム」の結論でもあります。
縁あって、ALTEC 620Bを入手した。今まで苦労に苦労を重ね、求めていた音があっさり聴けた。
「これで良いや」になったのです。

今はデジタルチャンネルディバイダーがあり、部屋の特性まで含めて、試聴位置での音声帯域のフラット化が可能です。
愛用のALTEC 620B(2ウエイ)のマルチアンプ化も試しました。
自分の好みではありませんでした。
周波数のピーク・ディップを強制的に矯正する。ー10dbのディップを埋めようtすれば、10倍のパワーが必要になる理屈です。
パワーアンプの余裕がなくなる。しかも、視聴位置を少しでも変えれば変、そのウネリは大きく変わる。
人間の聴感はピーク・ディップにそれほど敏感ではないようです。
角をためて牛を殺している印象が強かった。

内蔵LCネットワークを生かしたバイアンプも試しました。
パワーアンプの負担が減る。ウーファーの逆起電力が他の周波数帯域に影響しない。
バイアンプ化目的で、全く同じパワーアンプ(全段差動300B・2チャンネル仕様)を二台を友人に作って貰いました。
バイアンプ化での変化はそれほど大きなものではありませんでした。
今は、元の接続に戻し、省エネとアンプ寿命延命のため、二組のパワーアンプを交互に使用しています。

*LCネットワークの役割
SPユニットには色々な種類があります。コーン型、ホーン型、リボン型・・・・材質も紙、金属(アルミ・ボロン他)
材質が異なるSPユニットを組み合わせて、繋げる役目がLCネットワーク。音色を決める重要な役割を果たしているハズです。
無響室も測定器も持たない個人が無闇に弄っても上手くいかない場合が多いと思います。


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