オーディオ装置を説明しても、
音が聴こえる訳ではない。
環境でコロコロ変わる。
聴いてなんぼの世界。
好みは百人百様。
自分が聴いて良いと思えば良いのです。
100%自己満足の世界です。
部屋は広さ8〜10畳程度の変形の極普通の洋間です。
浅川マキを聴く。つまり、女性ボーカルをしっとり聴くことを意図して、オーディオ装置を組み上げました。
ジャズも聴きますが、大編成のオーケストラには向いていません。
オーディオ装置への拘りは機能美です。
機能と追求していくと自然に美しくなる。シンプルイズベスト
エソテリック製品は好きです。しかし、外国の製品、例えば、クレル製品と比べると未熟と感じます。
手触り感が全く違う。文化の差なのだと思う。
画像に映らないように寄せたけれど、ガラクタが所狭しと置いてある。
傷だらけの床はペルシャシルク絨毯で隠さざるを得なかった。
狭くてデッド。響きがなく、音に潤いがない。
装置を変えれば音は変わる。
今の環境なら、どこを弄っても大同小異。枝葉末節、重箱の隅を突くようなもの。
やっと諦めの境地に達しました。
今は空っぽの山荘が欲しい。
音はどうにもならない。
だから、「らしさ」に遊び始めました。
マチスの版画が3枚 (2枚はジャズ喫茶「木馬」から譲り受けた)
ピエロが7体。5体は蝋人形。
ホラー映画の悪役で一世を風靡し、イメージを悪くしたのは残念。
後で、ピエロの表情が分かる画像をアップします。一人一人の表情が豊か
掃き出し口の電動シャッターを下ろせば、僅かに小窓から外光が漏れ入る程度で真っ暗になる。
淡い電飾を付けて聴く。
浅川マキの乾いた声にピッタリ。
写真はサム・ジョーンズ。ジャズベーシスト
前橋のジャズ喫茶「木馬」店主が松本のレストランで撮った写真。
松本市郊外に新規開店したジャズ喫茶 Jazz雅鳴 きたや に贈るため、ネガを探して、結局、6枚焼いた。その貴重な1枚。
ジャズ喫茶「木馬」は15年以上も前に紹介したけれど、ブログ再開を機に再紹介するつもり。
比較画像
2011年冬頃
ウオールナット製の棚を見つけ、オーディオラックに流用した時の画像。整理整頓後なので非常にスッキリしています。
現在(2019年10月)と比べて大きく違うのは、
LPプレイヤーがない。それを置く机もない。絨毯が敷かれていない。
オーディオと無縁のものは一切置かれていません。
現在とくらべれば、部屋に吸音材が少ないのでかなりライブでした。音響的には当時の方が良かったと思います。
言い換えれば、如何にもオーディオ部屋然として、潤いがなかった。
どっちが好きかと問われれば
おもちゃ箱を引っくり返した様な今の方です。
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