このところの忙しさでつい〝本業〟を疎かにしていました。
先日、「このブログ〝俳句の部屋〟やろ?俳句が一つもないやんかー」と言われてしまいました。
マコトその通りですよね。俳句のこと書くために始めたのに…
それでは溜まったものを少し思い出しながら纏めてみましょう。
4月21日(金) 今年度始めた俳句教室の初日
11名の登録に、仕事の都合で1名キャンセル、計10名のスタートです。
兼題「桜」、当日1名欠席で、私を含めて10名の句会になりました。
当日の句に、〈遅咲きの孫も青春入学す〉というのがありました。
桜の兼題に、何で遅咲きの…なの? この句の季語は「入学」で、春ですよね。
なんぼ自分の孫でもやっぱり「遅咲き」はないでしょう。カワイソウ!
作者曰く、「この孫は耳が悪く、歩くのも話すのも他の子より遅かったから…」と。
その孫がやっと一人前の若者に成長して、嬉しかったから詠んだと。
そう、それはいいよ、その気持ちは!でも遅咲きまで言わなくてもね…。
みんなそれぞれ何かを背負って生きてるんだから、その子にとってはちっとも遅くはないのよ。
頑張ったから、今の成長があるんでしょう? 祝福してあげましょう。
そこで、〈丈伸びて一病の子も入学す〉と、陰ながらおばあちゃんは応援してるよと…
やはり俳句というものは、〝こころ〟を詠むものです。また読む人も温かくなってね。
4月22日(土) 男女共同参画センターフォーユーの文化講座の開講式
この日は夕方からの結婚式で大分に行かねばならず、大忙しの一日でした。
前も発表会というタイトルで書きましたが、今年は63講座の受講生1500人以上だということ。
このところ毎年受講生が増えて有り難いとは施設側…、でも我が俳句教室は15名。
またまた抽選に漏れた人には申し訳ないのですが、これが精一杯のところです。
実施は5月からですので、まだどんな方が受講されるのかは不明です。名簿を見れば昨年からの人が
半数以上で安心しました。開講して5年目になるのですが、一人だけ当選を続けている人が…
余程くじ運が強いんでしょうね。でもこればかりは私の力ではどうにもなりませんから。
式がちょっと長引きそうでしたので、講師紹介が終わった途端に抜けました。これでセーフ。
4月24日(月) ふれあいセンターで俳句教室。1人欠席の8人での句会。
兼題「チューリップ」
ここでこんな句が出ました。〈チューリップの並んで咲いたドレミファソ〉
チューリップを見るとすぐに〝咲いた咲いた…〟という童謡(?)が浮ぶんですと。
もちろんみんなそうでしょうよ、ねぇ~。
上五の「の」は悩みました…入れなかったら三段切れになるかと思って。
ああ!みんな学んでますね。いいことです。もう一つこの句には片仮名が多すぎて…と。
そうなんです。いつも片仮名は一つにしましょうと言っているもんですから。これもなかなか。
すると、横から「ドレミファソ」を平仮名で書いたらいいよと。
ナント、戦時中は子どもたちに横文字(カタカナ)は使ってはいけないというお達しがあって、
音階なども平仮名で教えたんですって!エエッ…知らなかったなあ~
ちなみにこれを教えてくれたのは小学校の教師だった人。今日もまた新しいことをアリガトウ!
そこで、この句は最終的に〈どれみふあそ並んで咲いたチューリップ〉になりました。
そうすると、子どもたちの歌に合せて、チューリップも風に揺れて頭を振っているような…
4月25日(火) ふれあいセンターで俳句教室…
ちょっともう疲れました。この句会の話はまた次にしますね。ではまた。
気分転換に我家の「大手毬」。昨年は虫にやられて1花も咲かず、思いっきり切って今年は…
見事このように美しい花を付けました。やっぱり〝手術〟も必要かなぁ~