ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

しずり雪

2018年02月13日 | 俳句

 朝一番に外を覗くと、やっぱり雪景色…昨日よりは少し増えたかも。でもだんだん日が射してきたりして、溶けそうな気配です。まあ誰からも連絡はないし…きっと幹事さんはこのまま実行するつもりなんでしょう。午後だから大丈夫かも…と思っていましたら、案の定どんどん溶けていきました。玄関の軒の下には落ちてきた雪がうずたかくなっていました。 

 上の写真は朝の隣家の様子。出掛ける時はもうこのように、屋根の雪がずり落ちて、地面はかなり溶けていました…だから大丈夫でした。

 ところで、積もった雪が溶けて、ズルズルと軒からずり落ちてきてドサッと大きな音がしたりしますよね。「しずり雪」というんですが、冬の季語です。基本的には木や竹の枝葉に積もった雪がずりおちることですが、屋根からずり落ちる雪も許容範囲だと思います。動詞は「垂る」(しずる)です。

  雪しづる窓の暁けをり身ひとつに   角川源義

 ひとり寝て居ると、昨日積もった雪がドサッと窓の向こうでずり落ちる音がする、ああもう夜明けが近いようだ…と暁闇の中でしずり雪の音を聴いているのでしょう。窓はまだ明るくはなっていないのだけれど真闇とは違う微妙な明け方の空気を感じ取っているのかも知れませんね。だって「暁けをり」とあえて「暁」の字を遣っているのですから。

 今日の句会は2名欠席で、それでなくても少ない教室ですから淋しいかぎりでした。その分時間がゆったりしていますので、病気の話に花が咲きました。結局医者は選ばないと…自分の命は自分で守らないとというような話。

 近所の人が頭が痛いと行きつけの病院へ行き、風邪と診断されて貰った薬を飲んだが治らないので、次の日また同じ病院へ行ったと。そしたら自分は分からんからと他の病院を紹介されそこへ行ったら、こりゃ大変!とすぐに救急車を呼び大きな病院へ…でも救急車の中で気を失い、助かるには助かったものの後遺症で…〝クモ膜下出血〟だったという話。コワイでしょ!やっぱり医者もいろいろですから、皆さん気を付けましょうね。

 

コメント
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