今日は俳画教室最後の日、大先生とは最後の日になるのでどうしても行かなくては…何かセレモニーをするとか言っていたっけ…。
画材は〝春の苑〟で、花見茶屋の緋毛氈を広げた縁台に野点傘。始めて描く題材なので結構難しいです。俳画は丁寧に描けばいいというものではないし、綺麗に塗れば却って味が出ません。でもいい加減に描いてもいけないし…本当に難しいです。かすれなどというものも計算どおりにはいかないし、一発勝負の出来上がり次第と言うことです。
まるでオリンピックのパシュートみたい!…エエッ、どこが? 一発勝負ってとこと、それを成功させるためには練習しかないというところ。といえば、何でもそうですよね。その一発が決まるかどうか…このオリンピックでイヤと言うほど見ましたもの。賛は、〈囀(さえずり)をやめて居る間の枝渡り 中村汀女〉です。
俳画なんて…と言わないで下さい。やはり描き込んだ人の一筆は違いますから。私のなんて人様に見せられるレベルではないのですが…厚かましくブログに載せています。ゴメンナサ~イ。これは記録のつもりですからお許し下さいね。
終りを少し早めに切り上げて、先生からのお手本の画を一枚ずつみんな頂きました。お返しに受講生からランの鉢を大先生に贈呈。最後は記念撮影を…この写真は今度の発表会の時にということで終りました。もちろん次年度もまた続けるつもりですよ。