このところ晴れが続いてますが、とても蒸し暑いときがありますので、快適とまでは…
今日も午前中は晴れて、午後からは曇り、一時的には雨も…という天気予報です。最高気温が27度、きっと昼間は蒸し暑くなるのではと予想すると、これはヤバイ!だって午後からは〝着物でランチ〟の日ですから、心配!何を?もちろん着物ですよ(笑)
着付教室はもう卒業したんですが、なかなか着る機会がないので、イベントのときには声を掛けて貰って、娘と参加しています。ところが、娘はカープの試合を観に今日は広島へ。だから一人で出掛けるんですが、いつも二人で参加しますので、ちょっと不安。(笑)
昨日の俳句教室の兼題は〝月見草〟。87歳の新人さん…もうビックリですよ。名前は知っているが、実物の月見草の花を知らないから、種物屋さんに行ってみた。すると、そこの息子さんが教えてくれて、近くに生えていた月見草を抜いてくださり、それを持って帰って植えたと。その花が句会前にやっと咲きましたと言って、写真を見せてくれました。この熱心さ、どうです。みなさん見習わなくては…
帰る時には、「…句会にいれていただき、いろいろな事がみな新鮮で…」と、感謝の手紙もいただきました。こんなに喜んで貰えると、本当に〝教師冥利〟に尽きます。その彼女の句は、〈名は聞けど未だ出合へず月見草〉でした。〝でも教えて貰って出合えたんでしょう〟ならば〈教へられやつと出会ひし月見草〉でもいいですねと言うと、ナルホド!みなこうやって一歩一歩成長していくんですよ。心配いりませんからね。さあ、思い切って…。
俳句は難しいものと決して思わないで下さい。高度な一流の俳人を目指すのでなければ、…いやゴメンナサイ!もちろん目指しても構いませんよ。(笑) でも、最初からそれを目指して入門する人は殆どいませんもの。やっているうちに自然といつの間にかに…というのが普通でしょうから、まずは入門して始めることが肝心。そうすれば、今までの人生がより豊かになること、請け合います。私も今まで何十年も生徒に教えてきて、〝何も知らない自分だったわ。何をしていたの?〟と今にして思い知らされましたし、自然がこんなに豊かで素晴らしいものだったということも、言葉というものがこんなに生きるものだということも…み~んな、俳句を始めてからです。また、それで結ばれていく人の絆が今の私を支えています。
私の病歴を知っている人は〝先生、どうしてそんなに元気なんですか?〟と驚きますが、これはみんな俳句とみなさんのお陰よと答えています。人に何か、喜んでもらえることをしてあげられること…それが自分に返ってきて、自分の喜びとなり、幸せにもなるんです。いつも〝お陰さまで〟の気持ちでこれからも生きていきたい…いつまでになるかわかりませんけど…でも、それでいいのでは? エエッ、俳句の話がなんでこんな話になったんでしょ!ゴメンナサイ。しかし、〝今を精一杯〟というのは本音です。
今日は今から着物に着替えて出掛けます。写真は、我が家の紫陽花を剪って活けてみました。一花より豪華!当り前ですね。