ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝神輿が川を渡る?!〟(前編)

2019年10月07日 | 俳句

 昨日は、午前中は快晴とはいえず、結構雲の多い日でしたので、蒸し暑かったですね。更に午後からは日差しが強くなって汗ばむほど…

 「宇部市ふるさとコンパニオンの会」の〝てくてくまち歩き〟イベントが6日の14時30分~16時に行われましたので、仲間7人で参加しました。これは毎月1回ほど宇部市の町の歴史や良さなどを見直すために、〝古地図を片手にまちを歩こう〟というタイトルで行われているものです。

 今回のまち歩きは、市内厚南地区の水分(みくまり)神社の秋祭。神輿(みこし)が厚東川の対岸まで渡る〝川渡御(かわとぎょ)〟が行われるというので、これは是非見なくっちゃ~と申し込んだんです。みんな宇部市に住んで長いのに…いや、もともと宇部の人もいるというのに、誰もこの祭を全く知らなかったんですよ。もしかしたら最近復活した祭なのかしらと、聞いてみると、毎年やっているんですって!ヘエッ、こんなに近くでこんな珍しい秋祭をしていたなんて…オドロキ!

 ところが、〝てくてく…〟のお世話する会の人の手違いで、お祭の始まりが1時間ずれていたんですって。それで私たちは先にグループで出発して見ることに…でも、餅撒きや踊などはもう終っていて、渡御のための神事の最中でした。お祓いが済んだ後の御神酒や御供米は私たちも頂きました。

 さあ、いよいよ渡御の始まりです。ところが、今日はまだ潮が余り引いてないので、川が深く向う岸までは渡れないらしい…と。〝じゃあ渡らないんですか?〟〝うん、去年は向う岸まで渡ったんじゃがの~〟と。エエッ、じゃあどうする?と言い合いながら待っていると、〝アッ、川へ入るみたいよ〟と。すると、若い男衆が神輿を担いで〝ワッショイ、ワッショイ〟と、川の中へ入っていきました。すぐに上がってくるのかと見ていると、結構見物人がいたからか、川の中ほどまで進んで行ってから戻ってきました。胸まで浸かってびしょ濡れで上がってきた若者達へ惜しみない拍手が湧き起こりました。そんなに荒々しいものではありませんでしたが、何だか心温まるよい祭でした。ああ、ヨカッタ! メデタシ、メデタシです!

 神輿は川渡御の行われる御旅所へ昨日の夕方に運ばれたらしく、だから祭はその御旅所で見たんです。だからその後、これも行ったことのない水分神社の本殿へ。しかし、写真が多くありますので、一応今回は、その神事と川渡御の様子だけ。子ども神輿もありましたし、その神輿の下を潜ると御利益があるとかでみんな潜っていましたので、私たちも…。大人神輿は川から上がって、町内を一巡りして、また神社へ戻ってくるんだそうです。続きはまた、明日にでも。御供米は今年の餅米を炊いて神殿に挙げたものを一口ずつ頂くんですよ。竜虎の幟も建っていました。こんな小さな地区なのにこのような秋祭を守っている方々、特に若い人が少ない現状でこの祭を盛り上げている青年たちを尊敬します。お世話役の中にかつて野鳥の会でご一緒に活動したGさんがいらっしゃって、久し振りにお話ができて懐かしかったです。この方とは社交ダンスにもよくご一緒に行きましたもの。おまけに餅撒きで拾ったという〝餅〟をたくさん頂きました。アリガトウございます。感謝、感謝で~す!

 

 

コメント (4)
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