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ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

今日は〝十三夜〟なんですよ。でも…

2019年10月11日 | 俳句

 昨日は雲一つない〝快晴〟、まさに〝秋晴〟でした。今日も…といいたいところですが、雲が多くて、でもカラッとした一応〝晴れ〟でした。

 実は、気象庁では公式には〝晴天〟という言葉を使わないで、〝晴れ〟と〝快晴〟の2つの言葉しか使わないということ、みなさん知っていました? 私は全く知りませんでした。でもどういう風にこの2つの言葉を使い分けているのかしら。ちょっと調べてみました。

 それは、雲の割合に違いがあって、〝晴れ〟は、気象観測では雲の割合が2から8割で、降水がないときのことをいうのだそうです。しかし、観測用の天気予報では快晴や薄曇りも晴れとするんだそうですが。 

 では〝快晴〟はどういう時に使うのでしょうか? 気象庁における観測上の快晴の定義は、空全体に占める雲の割合が1割以下で降水がないときに快晴とみなすということ。しかし、天気予報では観測上とは違って、快晴の場合も晴れとして扱うようです。

 つまり、気象庁は快晴と晴れの区別をして使いますが、天気予報では区別をしないで使っているということなんです。ややこしいですね。

 要するに、昨日は雲が1割以下で〝快晴〟、今日は雲が5、6割ありましたので〝晴れ〟。しかし、どちらにしても〝秋晴〟と言っていいんでしょうね。ところが俳句に〝秋晴〟を詠むときは、どこまでも青く澄みわたり、〝天高し〟のような雲一つない〝快晴〟を何となく想像してしまいます。だから雲が8割も占めているような空には、どうしても言えないような気がしますが、どう思われます?

 なぜこんな話をするのかというと、実は今日の句会の兼題が〝秋晴〟だったからなんです。しかし、句会の話はまたにして…ほら、台風が近づいてきているでしょう。先程もテレビのニュースで、大型で非常に強い台風19号が土曜日の夕方から夜にかけて東海または関東に上陸する見込みと…それでその台風に対する十分な対策を…と呼びかけていました。勿論鉄道関係は計画運休、飛行機やフェリーなどは欠航、高速道路も通行止め、各商店街などは閉店の貼紙、コンビニの棚は殆ど売切れの状態…と、まあ、本当に見ているだけでも大変です。

 私がまるで他人事のように言っているみたいに聞えますか。決してそんなことはありませんよ…だって私の子供の頃は里の九州で、結婚してからは山口で、毎年台風シーズンになれば、どうか無事に過ぎてくれますようにと、心から祈っていたんですから。

 先日の15号で被害を受けた方が、〝天にまかせるしかないですよ!〟と、ナントモいえないような笑顔で応えておられたのを見て、その気持よ~く分かりますもの。ほんとにそんなことしか言えないんです。被害が少しでも軽いことを心から祈っています。

 ところで、今日は〝十三夜〟なんですよ。陰暦9月13日の月のことで、中秋の名月に対して〝後の月〟と。また、枝豆や栗などを供えて祀るので、〝豆名月〟〝栗名月〟などともいいます。ちなみに、「芋名月」は陰暦8月15日の中秋の名月のことですよ。

 ちょうど句会の帰りに寄ったスーパーで、「お月見団子」を売っていましたので買って帰りましたが、月は写真の通り…。台風の影響で風も少し出ていましたが、だんだんヒドくなるのでしょうか。

  やはらかく重ねて月見団子かな        山崎ひさを

 この句の通りの軟らかくて、中に小豆餡の入った団子でした。今夜はお月様が余りキレイに見えないので、お先に頂きました。ゴメンナサイ!

  写真は、スーパーの屋上からの夕空と20時過ぎの十三夜、お月見団子です。

 

コメント (2)
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