今日は6月30日…とうとう一年の半分が終りますね。この日はあちらこちらの神社では「夏越(なごし)」の行事で「茅の輪(ちのわ)」などが用意されている所もあることでしょう。
そもそもこの「夏越」も「茅の輪」も、陰暦の6月晦日に行われた、祓の行事なんですね。要するに、〝なごし〟とは〝邪心を祓いなごむ意〟、あるいは〝夏の名を越して相克の災いをはらう意〟だといわれています。昔の宮中では6月と12月の晦日に行われていたものが、夏のものとして定着したのは、疫病が流行する季節の行合いに、そのもとである罪、穢れを祓い去ろうという心理が強く働いたためではないかといわれています。故にその関わりから派生した〝形代(かたしろ)〟を流すとか〝茅の輪(ちのわ)〟を潜るなどというしきたりの季語もこの時季のものとしてよく詠まれています。
ではこれらのことをひっくるめて「水無月尽(みなづきじん)」の行事といってもいいのでしょうか。これが問題なのですね。恐らく神社などでもいろいろ論議されたことでしょうが、今現在では、陽暦の6月晦日と月遅れの7月晦日に行うのが一番多いようですが、地域地域では様々でしょう。皆さまの所はいかがですか?
ちなみに、宇部市の琴崎八幡宮では今年はまだ未定ですが、去年は8月1日(日)でした。過去の実施日を見てみると概ね8月1日前後になっていましたから、一応月遅れの夏越し行事としているようですね。
薄闇に蹠(あうら)拭きゐる夏越かな 桂信子
形代の襟のあたりのかげりかな 深見けん二
ありあまる黒髪くぐる茅の輪かな 川崎展宏
など、それぞれに明暗の効いた句や色彩的な印象鮮明な句が目を曳きますね。
写真は、琴崎八幡宮の去年のものをお借りしました。ゴメンナサイ!
さて、今日は我家の〝とろろ・こんぶ〟の近況でもご報告しましょうか。
貰って来た翌日の6月10日、病院に連れて行くと、とろろ550g。仔猫の皮膚病で比較的多い真菌(カビ)に感染していて、主に脱毛すると。見ると確かに耳や腹の所に出ていました。こんぶは463g。これは目脂が出て、風邪を引いているからでウンチも黄色の粘液性のものが…。2匹ともノミ・ダニの薬や血液検査などをして、2週間分の目薬とカビの薬をもらいました。
2週間後、また診察に行くと、こんぶの目はOKだがとろろのカビはまだまだということ。一カ月は掛かるようだし、猫だけでなく人にも伝染するので気をつけてと注意され、また2週間分の薬を貰って帰りました。
まあ、二匹とも元気は、元気!もうケージなどには収まってなくて、部屋中を駆け回って遊んでいますし、競争して食べますから、いつもお腹が空いたと訴えます。〝ああ、兄弟というのはこうやってつばえながら(じゃれる、ふざけるの山口弁)逞しく、大きくなっていくものなんだなあ!〟と、改めて感心しました。これが一人だと何やかやと発達も遅くなるでしょうし、わがままで甘えっ子になるのでしょうね。4匹だったらもっと早くいろんなことを学んで競争も烈しくなるのでしょうが、その分お互いに譲り合い、手加減をするということも身を以て知っていくのでしょうから。私たちも昔はそうだったんですよね。子ども同士でもまれて…ほら、芋の子をごろごろと回して洗うと真っ白でキレイな小芋になるでしょう、まるであれみたいに…!
本当に人間と同じです…教えなくてもお互いに見よう見まねでいつの間にかいろんなことを覚えていくんですね。一番心配していたトイレなんですが、いつどこで覚えたのか。嘗てのテンの砂のトイレをそのまま裏口土間に置いていましたが、台所からそこへ行くには引き戸がありいつも閉めてありますので出入りできません。しかし、それではトイレに行ったりするのに困るので閉めていても猫だけは出入りできる〝猫ドア〟を付けてあるのです。仔猫たちはこのドアを知りませんので、トイレも知らなかったはずなんです。ところが、ある日どう見ても砂に小さな小山が出来ているのです。調べてみると小さなウンチが…
息子に〝チビたちをここに連れてきてさせたの?〟と聞くとシランという。もちろん二匹とも知らん顔ですよ。ヘエッ、不思議?いつ覚えたのかしら?これは証拠を掴まなくっちゃ…すると、見つけました。一匹が潜っていくと必ず後を追いかけてもう一匹が…。そして知らん顔をしてまた猫ドアから戻ってきましたから。すぐ行ってみるとちゃんと二匹分の小山がありました。(笑)
最初に新しいトイレを買って置いたらすぐにそれにしていましたが、それはケージの中に入れていますから、始めはそこにウンチもしていたんですよ。しかし、テンのトイレを知ってからは、どうも使い分けているようなんですね。大は部屋から離れているテンのトイレで、オシッコは近くでと…誰が教えたわけでもないのに、ですよ。済んだ後はきちんと砂を掛けて隠すことも…。
普通は親が居て子どもたちが自立するまでは面倒を見るのでしょうがね。また、同じ親から同時に生まれてもそれぞれ個性が全く違いますね。とろろは体が大きくて食欲旺盛ですが、とっても臆病で弱虫…だからなかなか近寄らずに、朝夕は母親を恋しがってよく鳴いていました。こんぶはやんちゃで、人見知りをしないのですぐに抱かれたりして、鳴き声を聞いたことがありません。二匹で遊ぶときも嚼まれて鳴いているのはとろろの方ですね。しかし、食べるのは速いから自分のを食べるとすぐにこんぶのお皿をねらいますので、とろろの方がますます大きくなっているようです。
しかし2週間後の体重では、とろろ850g、こんぶ800gとなっていましたから、まあ順調かしら。それとも食べ過ぎ?与えればいくらでもたべますので少し制限した方がいいかも。肥満になっても困るし…ね。
かわいい!(⋈◍>◡<◍)。✧♡
猫ちゃんもカビの病気ですか@@
うつるんでしたら、お気を付けくださいね~
息子は、長年 体のカビに悩まされています。
特に夏になって、汗を多くかくとひどくなります。
今日も仕事前に 皮膚科へ行きました。
コメントのお返事遅くなってゴメンナサイね。
猫にカビが生えると聞いてビックリしましたが、人間でもなんですね。
まあ同じ動物だし皮膚呼吸しているんですから頷けますけどね。
息子さんもお仕事されているから余計大変でしょう。アトピーとかも汗を掻きやすい所がひどくなると聞いたことありますし…
主人も皮膚病には長年悩まされていますからよく分ります。
猫は4ヶ月前後でもう成猫になりますので、仔猫の可愛いうちは後1,2ヶ月かな…もう貰って来たときの倍の体重ですものね。
日に日に活発になって家中が荒らされて(^▽^)(^▽^)