神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

出雲村田製作所の桜

2012年04月16日 14時00分24秒 | 日記

 斐川町には出雲村田製作所があります。ここではセラミックコンデンサを生産しているのだそうですが、「森の中の工場づくり」のスローガンを掲げ、椿が約1,000種類・1,130本、桜が65種類・396本植えられています。桜はソメイヨシノばかりではなく珍しい品種が植えられています。


 15日の日曜日は天気も上々、風がなく、お花の撮影には最適なコンディションです。工場の敷地内は普段は関係者以外立ち入り禁止ですが、この日ばかりは村田の若手社員さん総出で歓迎してくれます。

 従業員駐車場の道端に桜並木ができています。地元の人達がたくさん訪れます。子供にはお菓子とジュースのサービス。大人には茶席が設けられ抹茶と団子のサービスがあります。


 こっちの品種は緑の葉と淡いピンクが美しい。「細川におい」だったかな。爽やかな絵になりました。匂いは桜餅の葉っぱの匂いです。




 背景もピンクで春の暖かさが表現できました。「八重紅大島」だったような。






 これは雲南市の三刀屋で有名な「御衣黄」。


 ここの桜だけは背景に山が迫っており、黒バックにできます。花の白さが一段と映えます。



 これは枝の節が特徴的な「市原虎の尾」。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8


 桜の撮影は見上げるカットが多くなりますので、花をクローズアップすると背景の処理が難しいです。時には花に光があたらず、暗い絵になることも。

 風で花が微妙に揺れるのでシャッタースピードは早く、背景をぼかすために絞りは5.6~8くらいで撮影しました。じっくりと構えると桜見物のお客さんに迷惑になるので、マクロレンズもオートフォーカスで数撃ちゃ当たるの撮りまくりでした。

 桜見物の人たち、皆さんカメラ持参です。あるいは携帯で撮影していますが、私のようにでかいフルサイズセンサーの一眼レフを持つ人は案外少なかったです。

松江城の桜

2012年04月15日 15時01分28秒 | 日記

 昨日の土曜日、会議にて午後から松江へ。お天気は快晴。ちょっと早めに我が家を出て湖北線を松江に向かいます。途中、イングリッシュガーデンに立ち寄りスイセンの咲き具合を見ましたが、満開を過ぎて花に勢いがありません。しょうがないのでいつもの噴水で水遊び。18-35mmズームで水滴の空中浮遊の瞬間を捉えてみました。水滴の中にも風景が写り込んでいます。


Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)
 やっぱりこのレンズは楽しいです。

 その後、松江城へ。桜は散り始めているでしょうが、お城まつりをやっています。城内に入るとお花見のお客さんでいっぱい。レジャーシートを広げてお弁当、酒盛り、賑やかです。

Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)

 桜は散り始めていますがそれでもほぼ満開です。青空と薄いピンクの桜、お城のコントラストは絵になります。望遠ズームで天守閣を狙ってみました。背景を目一杯ぼかしています。というのも電線が映り込んで邪魔なんですよ。

Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

 本丸に入るとここも花見客、観光客で賑わっています。ときおり風が吹くと花が散って天守閣の黒い壁に花吹雪が映り込みます。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 お城の回りを一周りしながらレンズを取っ替え引っ替え、お城と桜のコラボレーションです。

Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

 青空が綺麗です。

Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)






 夕方、4時近くになりました。太陽が傾いてきて横からの光で逆光気味の桜の花です。そろそろ会議の時間です。後ろ髪をひかれる思いで松江城を後にしました。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 いよいよ花の季節です。明日、15日は村田製作所のお花見、ひかわチューリップまつりです。



広角ズームで木次のサクラを遊ぶ

2012年04月12日 16時52分03秒 | 日記

 サクラが満開になりました。本日午後からサクラ見物に木次へ。

 斐伊川堤防には見事な桜並木があります。毎年、混雑していない平日に行っていますが、今日は大変な混雑。河川敷の駐車場もいっぱいです。

 昨年のこの時期には所有していなかった広角ズームでサクラを撮影します。風が強く満開を過ぎて散り始めていますがそれでも見事に咲いています。今年は春になっても暖かい日が少なく開花宣言がかなり遅れましたが、その分、一気に満開、一気に散り始めたようです。

 斐伊川を渡る潜水橋。向こう岸が桜並木です。


 堤防の上に大きなサクラが枝を張っています。広角端18mmで力強く枝を張っている様子を切り取ってみました。地面の草の緑、空の青さ、サクラの淡いピンク。美しいコントラストです。




Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)
 お昼時ですのでお弁当を広げている人たちがたくさんいます。春を楽しんでいます。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
 最後はマクロレンズで花のアップ。

Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8
 18-35mmズームを通した絵は色彩が鮮やかになります。F8位に絞っていますので被写界深度が深く賑やかな感じです。フレームのコーナー部分で像が少し流れますが、サクラの枝ぶり全体を取り込むことができて大地から空中へ力強く春の気を発散している様子が表現できます。ほんと楽しいレンズです。


ゴビウスから望む宍道湖の日の出

2012年04月08日 10時54分39秒 | 日記

 松江のサクラの開花宣言がやっと出ました。本日は快晴の予報。宍道湖西岸から望む日の出はキューピー山にかかり始めます。これから2週間ほどの間に日の出ポイントは、キューピー山の頭から腰の方に、北へ向かって遷移します。

 国立天文台のHPで日の出方位、時刻を確認して、早朝、5時過ぎに我が家を出発です。気温は氷点下、車の窓が白く凍りつき前が見えませんので、水を掛けて溶かします。

 日の出撮影のベストポジションは斐伊川の灘橋上ですが、今日の日の出の方位角度からすると、もう少し北側の宍道湖自然館ゴビウスあたりが良いでしょう。

 ゴビウスに向かう途中、灘橋にカメラマンがいましたが、内心「ここは今日は良くないのよ」と、ちらっと横目で見て通り過ぎます。

 到着して三脚を構えて日の出を待ちます。雲ひとつない快晴。足元の草は霜が降りて凍っています。

 5時47分ごろ、キューピー山の額あたりから太陽が出てきました。

 どんどん昇って来ます。




Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

 レンズを標準ズームに変えて最後に水面に映る太陽の光を捉えます。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 本日はお花見日和です。斐川あたりのソメイヨシノは三分咲きくらいでしょうか。



斐川公園 ウメからサクラへ

2012年04月03日 16時59分52秒 | 日記


 今日は大嵐、午前11時頃に10分間ほどですが横なぐりの土砂降り、午後3時頃にも強い雨が降っていました。その他に時間帯は常に強風が吹き荒れています。気温は雨が降るごとに少しずつ下がっています。寒冷前線が2本通過したのでしょうか。

 昨日は晴天で風もなく、ぽかぽか陽気でしたので、昼休みに所用のついでに斐川公園へ。マクロレンズを付けて、その他のレンスはお留守番です。

 ソメイヨシノはまだつぼみですが、だいぶ膨らんでいます。

 彼岸桜は咲いています。


 ウメは盛りを過ぎましたが、それでも枝いっぱいに咲いているものもあります。



Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

 マクロレンズで目一杯に近寄って花を大きくしてみましたが、絞り5.6ではピントの合う範囲がかなりシビアです。雄しべの先端にピントを持ってくると花びらはぼけています。

 今回は背景の整理のためにトリミングして、いつもはおまかせオートのホワイトバランスを晴天にしてみました。全体的に暖色傾向になり、背景のアウトフォーカスと共に春の暖かな雰囲気が出てきました。