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首・肩・腰・膝の痛み―漢方解説⑤したクラシエ薬品の資料

2011-09-12 09:21:20 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です 

 

首・肩・腰・膝の痛み―15・・・漢方剤解説⑤・・・

 

 

 

前号首・肩・腰・膝の痛み―漢方解説④したクラシエ薬品の資料からの続き

 

()腰痛(慢性)

 

()虚の痛み

 

①使い痛み

長期間の重労働等で腰部の筋肉と経脈(臓腑とのつながりのある経路)を傷つけ、腎気(腎の蔵する精)の消耗と重なって、経脈の気と血の運行が障害されて発症します。

症状・・腰部が硬く、活動が不自由、疲れるとひどくなる。

方剤・・補中益気湯合疎経活血湯

②老化が肝と腎にまで及ぶ

加齢による腎虚(腎臓の精気が不足すること、腎臓は元気を蓄える臓器)、肝血虚(肝の「血を蔵す」「目に開竅する」「筋を主る」機能の異常)などにより、腰部の筋肉や骨の経脈を流れる気と血の運行が滞り、腰痛を発症します。 

症状・・腰部の活動不自由。しばしば腰や下肢の脱力感。疲れると痛みが増強する。 

方剤・・独活寄生丸

 

()膝の痛み・・老化により、脾臓や腎臓の働きが低下し、風湿の邪が侵入するため、症状をくり返します。

 

()実の痛み

①水分が体に停滞する

冷たいものの飲みすぎなので生じた水飲が、寒邪(新陳代謝が衰えて顔色が青く手足が冷える)の影響で腎や脾胃に溢れ、経絡が流れず発症します。

症状・・膝に水が溜まる。雨天や寒い日に痛みが増強。鼻水。所謂水滞・水毒

方剤・・麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう・ひどい人は、苓桂朮甘湯を併用)

 

②冷えと湿が影響する

寒湿の邪が、関節に侵入し、経絡が流れず発症します。

症状・・膝関節の冷痛や腫れ。痛みの部位が固定している。ときに、下肢の重たい感じやしびれ感を伴う。

方剤・・冷えが強い時:五積散合桂枝加苓朮附湯

    湿が強い時:薏苡仁湯(よくいにんとう)

つづく

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400

500g 15,750