昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 湯液醪醴論篇 第十四
第四節
帝曰。其有不從毫毛而生五藏陽以竭也。津液充郭、其魄獨居、孤精於内、氣耗於外。形不可與衣相保。此四極急而動中。是氣拒於内而形施於外。治之奈何。
岐伯曰。平治於權衡、去宛陳莝。微動四極、温衣繆刺其處、以復其形。開鬼門、潔淨府、精以時服、五陽已布、硫滌五藏。故精自生形自盛、骨肉相保、巨氣乃平。
帝曰。善。
語句の意味 1-2
毫毛=皮膚上の細い毛。眉中の長い毛。
陽=この字について、全元起本及び<太素>に於ては、陽ではなくて傷となっている。一般の病気に於ては繆刺論篇第六十三にあるように「邪が皮毛から逐次内部に進み、終に五藏に達し、陰陽倶に感じ五藏傷る」という順序になる。然るにここに述ぶる所は、内部から生じて五臓に影響を及ぼす場合を述べて居るものであるから、「五臓傷つきて」というも理の通る所であろう。鍼灸医学大系
竭=つきる。つくす。たおれる。
津液=体内の正常な水液、または人体内のいっさいの体液。
郭=人体の胸腹。東洋学術出版社素問
=外ぐるわ。外城。外がこい。
津液郭に充ち=身体の外郭つまり皮膚に水気がいっぱいになることで、現代の医学用語を以てすれば浮腫であろう。鍼灸医学大系
津液 郭に充つ=水気が皮膚の内側に充満している様子をいう。東洋学術出版社素問
魄=肺は気のもと魄の処なり。六節藏象論篇 第九 第八節 語句の意味 1-3
孤=みなしご。両親をなくした子。父をなくした子供。
=狐惑病。精神が混乱して安まらない一種の精神病。
*陰だけあって陽なきを孤精という。精は陰精であり、気は陽気である。鍼灸医学大系
耗=へる。へらす。
形=外形。すがた。からだ。身体。
衣=衣服。
保=ながくそのままの状態を続ける。
四極=四肢のこと。
急=せまい・はげしい・ちじむ・はやい・くるしむ・すみやか・あわただしい・いそぐ・かたい・ひきしまるなどの意味がある。
動中=中気が動ずること。
=体内に於ては動悸がすること(心悸亢進)である。鍼灸医学大系
拒=こばむ。ことわる。よせつけない。ささえ防ぐ。防備。
気内に拒(こも)り=内部には水気がこもり。鍼灸医学大系
施=ゆるむ。ゆるんでダラリとなってしもう。鍼灸医学大系
*新校正には「詳するに形外に施むという施の字は疑うらくは誤ならん」とある。これは施をその本来の意義の如く伸展する意味に考えてのことであろう。鍼灸医学大系
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