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p164生理不順のとき牡丹を飲めば鬱血がとれ血液循環がよくなる!

2011-12-11 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』

 

女性自身と漢方薬

 

p164生理不順のとき牡丹を飲めば鬱血がとれ血液循環がよくなる!

 

 女性の美しさを「立てば芍薬、座れば牡丹」と譬えていることは何度も書きましたが、「座れば牡丹」は、下腹部にある子宮に鬱血(漢方では瘀血(おけつ))があり、生理が不順になって、いったん腰をかけたら立つのがめんどうくさくなり、亭主だろうが親だろうが子どもだろうが、〝立っているものは親でも使え〟ということになります。

 これではいくら美人でもかないません。

牡丹を飲むというのは、牡丹は血液循環を正常化し、鬱血をとって停滞を除くからです。

こういう薬を血剤というのですが、そんな方法論と考え方をもっているのが漢方の強みです。

 ふつう、男性は頭に血がのぼり、女性は下腹部に血液が集まっています。

正常に血液循環している場合はいいのですが、出るべき血がでないために、たまって鬱血するのは、循環しない血液があるのです。

 さらに、この鬱血を吸収して体外に出す血剤には、温性血剤と寒性血剤があります。

貧血している場合は、増血作用と血のめぐりをよくする、そういう薬を温性血剤といいます。

温性血剤の代表的な漢薬に、「当帰」というのがあります。

〝まさに帰る〟という意味の薬で、当帰の上に夫という字をつけ加えて「夫当帰ルベシ」とすると、この薬の意味がよく理解できます。

 

 ――昔、中国のある村に夫婦が住んでいました。

しかし、妻が婦人病になって、すっかりおもしろくなくなった夫は、ある日、こっそり妻を残して逃げ出しました。

いまでいう〝蒸発〟です。悲しんだ妻は、人づてに山に生えている薬草を煎じて飲めば、夫が帰って来ると聞きました。

そこで山に入り、その薬草を探し出して、煎じて飲んだところ、病が治ったばかりか、以前より若く美しくなりました。

 蒸発した夫は人づてに「おまえのところの奥さんはきれいになり、元気になったぞ」と聞いて、妻のいる村にいそいそと帰って来たといいます。

妻は夫が帰って来たのは、山から採ってきた名も知らない薬草のおかげと、夫がまさに帰る薬草を「当帰」と名づけたというわけです。

江戸時代にこの薬草が日本に紹介されて、植物名もトウキと呼んで栽培されています。

 女性が健康になり美しくなれば、蒸発した夫が帰ってくる「当帰」はまさに現代の蒸発防止薬かもしれません。

貧血が去り血行障害を正常化して、女房がきれいになれば、亭主も蒸発できないのではないでしょうか。

 補血強壮の温性血剤では「川芎(せんきゅう)」も「当帰」と並ぶ横綱格の薬です。

婦人病=血の道症には、貧血型の冷えが多いといわれ、この両横綱、温性血剤としては大いに利用されています。

 

 寒性の血剤もあります。

心臓循環系の亢進――オーバーヒートがあったり、いわゆる熱があって冷やさなければならないときに適応する血剤です。

打撲傷や内出血や外出血、子宮内膜炎になったり膣炎を起こしたり、あるいはこしけが出たリ、便秘をしている人にも効く薬です。

 この場合は血液も体液だから温かくしなければ、出るべきものも出てくれません。

そんなときに怪我をしたり盲腸などにかかると、下腹部にしこりができます。

血液のたまりがあると腰が重くなり、夫をあごで使う「座れば牡丹」という状態になってきます。

座ったら牡丹を飲みなさいという「牡丹」や「桃仁」は、熱性の鬱血をとる寒性の血剤の代表薬なのです。

 

漢方が救う人体危機西洋医学一辺倒からの脱出

 

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