おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』
女性自身と漢方薬
p171頭をかっかさせると子宮の血液の循環が悪くなり不感症となる!
唐代の『備急千金要方』の「婦人科」に、香り高い香辛料の気剤が、専門薬として入れられていたのは、二千年前から、頭をかっかさせて皮膚に負担をかけることは女性の敵であったからだといえます。
頭をかっかさせることは、女性が男性なみに頭を使うということ、頭に血がのぼり、下腹部の血行が悪くなるということです。
男性の場合は頭に血がのぼることは、度を過ぎない以上、正常といえますが、女性の場合は体の機能からみてたいへんな支障が起こってきます。
作家の瀬戸内寂聴(じゃくちょう)さんがいった有名な言葉に「男は頭でものを考える動物だが、女は子宮でものを考える動物だ」というのがあります。
これは文学におけるものの思考をいわれたのでしょうが、人間の男女の体の機能の違いもここにあるのです。
男性は頭を中心に血が回り、女性は子宮を中心に血が回っているのです。
頭のかっかしている女性は手が温かく、他人のことまで気を使い過ぎます。
よく職場などで男性に気づかないことにまで、ちゃんと気を配っている。
いわゆるよく気のつく女性が一人ぐらいいるものです。
これは女性の防衛本能という性格からくるものですが、これが度を過ぎると、こんどは気ばかり立って、手が湿ってきて、頭から湯気を出しているような状態になります。
下腹部の血行は疎(おろそ)かになり、頭と下半身の機能がちぐはぐで、生理不順になったり、下半身の血行が少なくなるわけですから感じなくなります。
これが男性化のはじまりです。
女性の正常な状態は、下腹部に血液が循環している場合で、そういうときには欲しいものは欲しい、男性と恋もしたい、早く結婚がしたいと思うものです。
ところが、いまの女性は成長は早いが、かといって早く結婚することもできません。
この女性の自然の欲求が嵩(こう)じてくると、だんだん頭に血がのぼってきます。
精神的なことと肉体的な条件が一致しないで、ますます神経質になってノイローゼみたいになってくる女性もでてくるわけです。
女性の気の道症には、正常だが気ばかり焦(あせ)っている状況と、異常で頭ばかりかっかして下半身が疎かになっている場合があります。
いずれにしろ下半身が疎かになると、生理不順になってきます。
気の道症は女性の場合は血の道症に通じているのです。
気の道、血の道症もあるし、それに水帯が重なると相乗作用を起こします。
女性は子宮への血のめぐりが悪くなると、たとえセックスがあっても、下腹部が冷えているので受胎力は弱い。
冷えのぼせは胃腸下垂を起こして、子宮にとってはふんだりけったりの状態にあるのです。
血の道症は、生理不順から無感症になり、不感症をよび起して、不妊症ということになります。
近年、OLやキャリアウーマンで結婚しない人が多くなりました。
結婚して子どものできない夫婦がよくあります。
これらの女性は、頭をかっかさせて、下腹部への血のめぐりを悪くしていて、いいかえれば男性化しているのです。
気の道症から血の道症へ、無感症から不感症へ、そして不妊症への道をたどっているようなものです。
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