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黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八 第二節 語句の意味 1-2

2012-05-22 09:23:06 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八

第二節

春胃微弦曰平。弦多胃少曰肝病。但弦無胃曰死。胃而有毛曰秋病。毛甚曰今病。藏眞散於肝。肝藏筋膜之氣也。

夏胃微鉤曰平。鉤多胃少曰心病。但鉤無胃曰死。胃而有石曰冬病。石甚曰今病。藏眞通於心。心藏血脈之氣也。

長夏胃微耎弱曰平。弱多胃少曰脾病。但代無胃曰死。耎弱有石曰冬病。弱甚曰今病。藏眞濡於脾。脾藏肌肉之氣也。

秋胃微毛曰平。毛多胃少曰肺病。但毛無胃曰死。毛而有弦曰春病。弦甚曰今病。藏眞高於肺、以行榮衛陰陽也。

冬胃微石曰平。石多胃少曰腎病。但石無胃曰死。石而有鉤曰夏病。鉤甚曰今病。藏眞下於腎。腎藏骨髓之氣也。

 

語句の意味 1-2

胃=胃気を指す。東洋学術出版社素問

胃気=胃の生理機能(消化)をいう。例:脾気は昇を主り、胃気は降を主る。

脈の胃気。脈は胃気を本とする。正常人の脈象は浮沈、緩急がなく、ゆったりと落ちついていてリズムがある。

<素問玉機真蔵論>「脈弱にして滑、これ胃気あり。」

<素問平人気象論>「平人常に気を胃に稟く。胃は平人の常気也。人の胃気なるを逆という。逆なる者は死す。」

「いわゆる胃気なき者はただ真蔵脈を得て胃気を得ざる也。」

弦脈=脈象の一種。脈体はまっすぐで長く、緊張した琴の弦の上を押えるようにこわばった感じのあるもので高血圧・肝胆系の病気・痛証・風証・痰飲・瘧疾などにみられる。

 

微弦=「わづかに弦脈のきみである」ということである。春は肝を主り、其の脈は弦にあたる。故に春の脈は、わづかに弦気味なのが平脈なのである。鍼灸医学大系

 

毛脈=脈名。脈状は軽く軟らかで力なく、しかも浮いている。

<素問陰陽別論>「鼓一陰を毛という。」←訂正しました。

<難経十五難>「秋の脈毛なるは、肺は西方の金なり、万物の終る所、草木の華葉皆秋にして落つ、其の枝独り在りて毫毛の如し、故に其の脈来ること軽虚にして以て浮、故に毛と曰う。」

<同>「秋の脈は毛、反するものは病となす、何をか反と謂う、然る也、その気来ること実強なる是を太過という。病外にあり。気来ること虚微なる是を不及という。病内にあり。その脈来ること藹藹として車蓋の如く、之を按ずれば、大なるを平と曰う。上ならず、下ならず、雞毛を循るが如くなるを病と曰う。」

 

藏真=五臓の真気。

真気=生命力と抵抗力のことで正気と同じ。

  =正気、元気ともいう。先天の原気と飲食などにより得る後天の気を結合して成ったもので。生命の動力となる。

<霊枢刺節真邪篇>「真気は天に受くる所、穀気と併せて身を充するなり。」

<霊枢根結篇>「真気稽留し邪気之に居るなり。」

<素問上古天真論>「恬淡虚無、真気之に従う。」

<素問離合真邪論>「真気は経気なり。」

漢方用語大辞典、新・東洋医学辞書

 

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