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黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八 第二節 長夏 訳

2012-05-28 09:44:37 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八

第二節 長夏―春・夏・長夏・秋・冬

長夏胃微耎弱曰平。弱多胃少曰脾病。但代無胃曰死。耎弱有石曰冬病。弱甚曰今病。藏眞濡於脾。脾藏肌肉之氣也。

 

長夏は胃の脈が微かに弱いのが平脈ともうします。

弱脈がまさり、胃の気が乏しいのは、脾を病むのでございます。

ただ脈の到来が緩弱で、規則的な休止がある代脈のみである場合は胃の気の無いことを表わし、死が間近であることを示しております。

弱々しい脈に沈脈の石脈が現れた場合は冬に病むようになります。

弱々しさが甚だしいということは今現在病んで居るのでございます。

藏の真、五臓の真気つまり生命力と抵抗力は脾を濡つまり潤沢にするのででございます。

脾は肌肉を主る(肌肉の栄養は脾の運化、吸収によって得られる)というように、脾は肌肉の気を蓄えるのでございます。

 

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