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黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八 第二節 冬 訳

2012-05-30 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八

第二節 冬―春・夏・長夏・秋・冬

冬胃微石曰平。石多胃少曰腎病。但石無胃曰死。石而有鉤曰夏病。鉤甚曰今病。藏眞下於腎。腎藏骨髓之氣也。

冬は胃の脈が微かな石脈が平脈ともうします。

石脈がまさり、胃の気が乏しいのは、腎を病むのでございます。

ただ石脈のみである場合は胃の気の無いことを表わし、死が間近であることを示しております。

石脈に鉤脈が現れた場合は夏に病むようになります。

鉤脈が甚だしいということは今現在病んで居るのでございます。

藏の真、五臓の真気つまり生命力と抵抗力は腎に下って蓄えられます。

腎は骨髓を主どるとあるように、腎は骨髓の気を蓄えるのでございます。

 春 弦脈 春は肝を主り、其の脈は弦にあたる。故に春の脈は、わづかに弦気味なのが平脈である。鍼灸医学大系

夏 鉤脈 夏は心を主り其の脈は鉤()にあたる。故に夏の脈はわずかに鉤の気味を有するのが平脈である。鍼灸医学大系。カッコ内漢方用語大辞典。

長夏 

秋 毛脈 秋は肺を主り其の脈は毛(濇・しょく)にあたる。

冬 石脈 冬は腎を主り其の脈は石(沈)にあたる。

漢方用語大辞典五行、日中医薬研究会重要漢薬の薬性表

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