おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 八正神明論篇 第二十六
第一節
黄帝問曰。用鍼之服、必有法則焉。今何法何則。
岐伯對曰。法天則地、合以天光。
帝曰。願卒聞之。
岐伯曰。凡刺之法、必候日月星辰、四時八正之氣、気定乃刺也。
語句の意味
服=フク。着物。ツける。着物を着る。馬を車につなぐ。おびる。喪服。飲む。従う。心から従う。おそれ入る。つとめ。つとめる。ならう。なれる。=鵩(みみずく・服へんに鳥)。鳥の名。縁起が悪い鳥という。
法=規則にしたがって行う手段、方法。<傷寒論職>「法とは、彼れに準じて以って此れに擬するの謂なり。」
法=灋は古字。ホウ。ノリ。法律。法則。刑罰。制度。模範。きめ。てだて。道理。礼儀作法。ノットる。てほんとする。法蘭西(フランス)の略。フラン、フランスの貨幣単位。仏教の教え。
灋は鍼灸医学大系に詳説あり。
則=ソク。ノリ。法律。天地の大道。自然の条理。手本。ノットる。手本とする。定則に従う。スナワち。されば。
合=ゴウ(ガッ)。ゴウ。集まる。アう。一つになる。集まる。であう。いっしょになる。共同する。応ずる。まじわる。夫婦となる。くっつく。ひびく。かさなる。とじる。やわらぐ。あたる。武器のきっさきがふれあう。男女が関係を結ぶ。音楽の調子がそろう。アわせる。一つにする。集める。いっしょにする。夫婦にさせる。くっつける。あてる。きっさきをまじえる。調子をととのえる。てらし合わせる。アわせて。すべて。それとともに。量目の単位、一合は一升の十分の一、0・18リットル。マサに・・・すべし。ハコ=盒。
天=テン。アメ。アマ。ソラ。大空。天然。自然。天帝。天界にあって、万物を支配すると信じられた神。天子。この上もなく高いところ。天から授けられたもの。時候。尊ぶもの。日・月・星の状態。天体の現象。日。ただ一つのよりどころ。妻が夫をいう称。臣が君をいう称。なくてはならないもののたとえ。
日月=ジツゲツ。日と月と。光陰。時間。日がたつこと。つきひ。時日の経過。日。天子。聖賢。
星辰=セイシン。ほし。ほしのやどり。星宿。
卒=ソツ。兵隊。下級の兵士。ニワカに。突然。しもべ。多数の人。古代の制で、三百軒の戸数。三十国のくに。ソツ・シュツ。死ぬ。天寿を終って、年とって死ぬ。オわる⇒終。
卒=そつ①尽きる、終る、全うする。
<素問蔵気法時論>に「愿(つつし)んで卒にこれを聞く」とある。
これはつつしんで詳しくこれをたずねるということである。
また、人の死亡あるいは寿命が終ることを卒という。②猝(そつ)の意味。
1)急に、にわか。突然。卒中とは中風である。卒瘖(そついん)とは暴瘖(ぼういん)
<霊枢経脈篇>であり、すなわち突然音声が出なくなることである。
また卒疝<霊枢経脈篇>、卒痛(<素問挙痛論>)はともに、突然疼痛をわずらう病気。
2)あわただしい。意味を推し広めて軽率なこと。
<素問徴四失論>に「卒(にわか)に寸口を持つ」とある。これはあわただしく脈象を按じて調べることである。
③焠(さい)に同じ。焼くこと。
<霊枢四時気論>に「皆これを卒刺す」とある。すなわち針を焼いてこれを刺すことである。また「卒はその三里に取る」とは針を焼いて三里穴に刺すことである。
八正=はちせい。
①東・南・西・北・東南・西南・西北・東北の八つの方位をいう。
<素問八正神明論・はっしょうしんめいろん>「八正は八風の虚邪、時を以て至る者を候う所以なり。」
②八節の正気のこと。立春・立夏・立秋・立冬・春分・秋分・夏至・冬至をいう。
<素問八正神明論>「凡そ之を刺すの法、必ず日月星辰四時八正の気を候い、気定まれば乃ち之を刺す。」
漢方用語大辞典、明解漢和辞典
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