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黄帝内経素問 通評虚実論篇 第二十八 第八節 語句の意味 1 吐き下し

2013-09-04 09:36:16 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 通評虚実論篇 第二十八

第八節

 霍亂刺兪傍五、足陽明及上傍三。

 刺癇驚、脈五、鍼手太陰各五、刺經太陽五、刺手少陰經絡傍者一、足陽明一、上踝五寸刺三鍼。

 凡治消癉、仆撃、偏枯、痿厥、氣滿、發逆、肥貴人則高梁之疾也。隔塞閉絶、上下不通、則暴憂之病也。暴厥而聾、偏塞閉不通、内氣暴薄也。不従内、外中風之病。故瘦留著也。蹠跛寒風濕之病也。

 黄帝曰。黄疸、暴痛、癲疾、厥狂、久逆之所生也。五藏不平、六府閉塞之所生也。頭痛、耳鳴、九竅不利、腸胃之所生也。

 

語句の意味 1

霍亂=俗にいうはきくだしのことで、突然嘔吐や下痢が起こり気分がわるい。

霍乱=病名。発病が突然で、大いに吐し、大いに瀉し、煩悶して気持が悪いことが特徴である。生冷のもの、腐ったものを食べたり、寒邪・暑湿・疫癘の気を感受しておこる。これには寒熱、乾湿の区別があり、転筋の変もある。本病はコレラ、際菌性食物中毒などの疾病にもみられる。俗にはきくだしという。

⇒寒霍乱(かんかくらん)、熱霍乱(ねつかくらん)、乾霍乱(かんかくらん)、湿霍乱(しつかくらん)、霍乱転筋(かくらんてんきん)

<病源>「霍乱は人の温涼調わず、陰陽清濁の二気相おかし乱るるの時あるにより、この名あり。・・・・二には霍乱と名づく、言う心は、その病揮霍の間に便ち繚乱を致すなり・・・・。」

<入門>「霍乱は、暑湿乾の三種あり、一種暑霍乱はすなわち温霍乱、但し此の疾は夏秋に甚だし、たとえ寒月も亦多くは伏暑による、故に名づく。一種温霍乱は声あり物あり。一種乾霍乱は声ありて物なし。」

<要訣>「霍乱の病、揮霍変乱し、倉猝に起きて中寒と相似たり、俗に呼びて触悪とす。」

<素問六元正紀大論>「土鬱の発は、民嘔吐霍乱を病む。」

<霊枢五乱篇>「清気陰に在り、濁気陽に在り、営気脈に順い、衛気逆行し、清濁相干し、腸胃に乱れれば、霍乱を為す。」

<傷寒論>「嘔吐して利すを名づけて霍乱と曰う。頭痛、発熱、身疼痛、熱吐して利すを名づけて霍乱と曰う。頭痛、発熱、身疼痛、熱多くして水を飲まんと欲する者は、・・・・・、寒多くして、水を用いざる者は、・・・・・。」

 

嘔吐下痢は水毒

<入門>にあるように、夏秋に甚だしい。とあります、夏に水分を摂り過ぎたために腸胃が機能しなくなり小便で出しきれない水分が下痢となり、下痢でも出しきれない水分が嘔吐となります。特に秋は肺・鼻・皮毛・大腸に負担が掛かるのです。

<傷寒論>にある、水をのみたい人は(口渇のある)はクラシエ薬品の療方調流が適当であるとしています。水をのみたくない人はクラシエ薬品の他の処方を服用します。

 

癇=かん。病名。本病は一種の発作性精神異常の疾病である。また、胎病とも言って、早くも<内経>において遺伝的要素のあることが指摘されている。古代では、癇と癲の二字を同義に用い、<景岳全書>では癇のことを癲と称している。<千金要方>では癲癇と称し、俗に羊癇風といい、さらに、10歳以上の患者を癲、10歳以下の患者を癇としている記載がある。本病は、驚恐あるいは精神の失調、飲食の不節制、過労などにより、肝脾腎の三経を傷つけ、風痰が気にしたがって上逆したために発する。症状としては、失神して顔面蒼白となり、目を見ひらき、すぐに回復して正常にもどるもの、あるいは突然昏倒して涎沫を吐し、目がひきつり上がって歯をくいしばり、手足がひきつるもの、あるいは羊のようなうめき声をあげるものなどがあり、いずれの場合も醒めた後は多少の疲労感を残すだけで、常人と同じになるが、発作はくり返されることがある。治療については、発作時には豁痰宣竅・熄風定癇の法がよく、平素は脾腎を補うことを主とする。病因により、驚癇・風癇・食癇などの区別もある。なおこの他に、<万病回春>などのように、意識の昏乱、狂叫奔走の病証を癇病としている書もある。

驚=①ものごとにおどろき、心が動揺すること。心神が穏やかでなくなり、脈が結代したり、大きくなったり、一時止まったりする。これはもともと、心気が虚していたり、心胆がともに怯えやすかったり、あるいは肝虚・胃熱などにより、物ごとにおどろき易くなっている。五志の一つで、水に配当される。②ものごとにおどろく。精神障害の一種で、特に驚愕、あるいは全身の痙攣をおこし、意識不明になる場合。痙攣を発する病の総称。脳性の痙攣をいう。<素問至真要大論>「少陽の勝は熱胃に客として・・・善く驚き譫妄し・・・。」<素問陽明脈解篇>「足の陽明の脈病めば、人と火とを悪み、木音を聞けば則ち然として驚く。鐘鼓に動を為さず。・・・陽明は胃の脈なり。胃は土なり。故に木音を聞きて驚くは土、木を悪むなり。」<素問四時刺逆従論>「陽明・・・濇なれば則ち、積を病み、時に善く驚く。」<素問奇病論>

 

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