おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑤ 黄帝内経素問 太陰陽明論篇 第二十九
第二節
(原文)
帝曰。脾病而四支不用何也。
岐伯曰。四肢皆禀氣於胃、而不得(1)至經。必因於脾、乃得禀也。今脾病不能爲胃行津液。四支不得禀水穀氣。氣日以衰、脈道不利、筋骨肌肉、皆無氣以生。故不用焉。
(1)至經 新校正に言う。太素は徑至に作る。これに従う。
(訓読)
帝曰く「脾病みて、四支用いざるは何ぞや」と。
岐伯曰く「四肢は皆氣を胃に禀(う)くれども、徑至(けいし)するを得ず。必ず脾に因って乃ち禀くるを得るなり。今脾病みて、胃の爲に、其の津液を行(や)ること能わず。四支は水穀の氣を禀くるを得ず。氣日に以て衰え、脈道利せず、筋骨肌肉、皆氣の以て生ずるなし。故に用いざるなり」と。
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