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黄帝内経素問 通評虚実論篇 第二十八 第八節 語句の意味 5

2013-09-09 09:25:24 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 通評虚実論篇 第二十八

第八節

 霍亂刺兪傍五、足陽明及上傍三。

 刺癇驚、脈五、鍼手太陰各五、刺經太陽五、刺手少陰經絡傍者一、足陽明一、上踝五寸刺三鍼。

 凡治消癉、仆撃、偏枯、痿厥、氣滿、發逆、肥貴人則高梁之疾也。隔塞閉絶、上下不通、則暴憂之病也。暴厥而聾、偏塞閉不通、内氣暴薄也。不従内、外中風之病。故瘦留著也。蹠跛寒風濕之病也。

 黄帝曰。黄疸、暴痛、癲疾、厥狂、久逆之所生也。五藏不平、六府閉塞之所生也。頭痛、耳鳴、九竅不利、腸胃之所生也。

 

語句の意味 5

 

黄疸=病証名。身体、目、小便が黄色となるのが三大症候である。病因は脾胃に湿邪が内鬱し、胃腸が失調し、胆汁が外に溢れておこる。臨床上、陽黄と陰黄に大別し、また黄疸、穀疸、酒疸、女労疸、黒疸を五疸という。<素問平人気象論>

 

癲疾・巓疾=てんかん発作。新・東洋医学辞書ソフト

巓疾=<素問著至教論>参照。巓とは頭頂のこと。巓疾とは一般的に頭部の疾病をさすが、多くは各種の頭痛をいう。頭は諸陽の会する所で、臓腑の血気は皆頭部に会する。六淫の外感、臓腑の内傷は巓疾を生ずる因となる。

 

厥狂=けっきょう。病名。陽気が偏勝し五臓の気が厥逆することによっておこる。狂言妄語し、ほぼ癲疾に似ている。癲疾は普通陰に属するが、これは陽に属する。<素問通評虚実論>「厥狂は久逆の生ずる所なり。」

 

久逆=きゅうぎゃく。経脈の気が上に逆して下に行らないこと。<素問通評虚実論>「黄疸、暴痛、癲狂、厥狂は久逆の生ずる所也。」

 

不平=不公平。不満足。心中に満足しない。

不=フ。ブ。ホツ・ホチ。ズ。アラズ。・・・ない。打消しのことば。ない。ザれ、なかれの意。禁止の辞。未の意。はずれる。イナや→否。疑問の辞。薄い。

平=①平常・平和・平衡の意味。

<素問平人気象論><霊枢平人絶穀篇>の平人は正常で病気の無い人をさす。

<霊枢終始篇>に「いわゆる平人は病まず」とあり、

<素問湯液醪醴論>に「巨気はすなわち平なり」とるのは正気が正常で平和であるということ。

<素問至真要大論>の「平を以って期と為す」とは平和・平衡を目的とするということ。

<素問至真要大論>の「其の気を調うれば其をして平ならしむ」とは気血を調和すれば陰陽を平衡に保つことができるということ。また平脈とは正常な脈のことである。②~⑤略。

 

六腑=①六腑とは胆・胃・大腸・小腸・膀胱・三焦をいう。腑は一般に胸腹腔中にあって中空で腔のある器官で、出納、転輸、水穀を伝化する機能があり、「物を伝化して蔵せず」と規定されている。

腑と臓の配合は「互いに表裏を為す」と称し、腑は表と為し、臓は裏と為す。

すなわち

(四角は腑・○は臓)胆は肝、

胃は脾、

大腸は肺、

小腸は心、

膀胱は腎、

三焦は心包絡に合する。<霊枢本蔵篇>「六腑は水穀を化して津液を行らすゆえんのものなり。」

 

漢方用語大辞典、明解漢和辞典

 

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