平日昼は中高年の夫婦が多かった。
岩井俊二監督作品は、実画面のことではなく、全体にソフトフォーカスがかかったようなイメージだ。
多分この作品を積極的に観に行く人の目当ては、福山雅治・松たかこ・広瀬すず なのであろうが。
僕が得した気分になったのは、小室等(六文銭)、鈴木慶一(ムーンライダース)、水越けいこ 僕の青春時代のミュージシャンが出ていたこと。それぞれ70後半、60後半、60半ばの年齢である。細野晴臣もたまに映画出演をするが、ひとえに監督の趣味キャスティングであろうね。
松たかこのナチュラルさが光った。市井のふつうの中年女性を演じるのも女優力であ
る。
福山雅治はいつもながら、今作でも最終盤で、銀塩なのかデジタルなのか不明のレトロ風カメラで唐突に撮影するシーンあり。
ラストレター、このストーリーでは遺書のことだが、娘に宛てた遺書がそれなの?
理解に苦しむポイントがラストに。
なお福山雅治に関する記述は、僕のひがみです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます