何より雰囲気を大事にする僕にして、あろうことか家で蕎麦を茹でた後、カレー皿に盛り付けて食していたのだ。
本日は帰宅前に百均に寄り、そば皿を求めた。
僕のような粋人になると、敢えて安い店に入る。
帰宅していざ、のタイミングで蕎麦猪口の所在がわからない。
箸置きも、こないだシウマイに付いてたやつ。
(ひとしきりチャラケたところで)本日は父の生誕日。存命なら95のハピバをやるところだった。
家族にはことさら厳しかったから、父の前で胸襟を開いて話しをすることもなかった。だが、見習うべきことの一つは、食べ物に文句をつけないところ。
祭壇にもざる蕎麦を供えた。父は英ケンブリッジ大学に招かれて、何年かモンゴル言語学の研究をした。蕎麦猪口は、現ケンブリッジ公爵・ウイリアム王子誕生記念の、ピーターラビットのカップで代用。レアものかな?