定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

ミニシアターでの作法と応援上映

2019年04月30日 21時03分45秒 | 日記

座席数が極端に少ないミニシアターには、よほど観たい作品が単館上映ではない限り、行きたくない。
大抵の場合、窓口で当日売りのチケットを買い、整理券をもらって入場する方式。単に面倒である以外にも、劇場のキマリがそれぞれにあるのが困る。
開場前に車座的に座って待ち、トイレに立とうとすると「何処に行くのですか」的な文言で劇場の人に問われたりする。小さな管理社会。

もう一つは、必ずコアな映画ファンがいて、マニアの鑑賞姿勢がじわじわと、お気楽な鑑賞姿勢は許しませんよ的オーラを出して来るところも、いただけない。

昨日の作品は、関東大震災の時代に実在した、朝鮮人と日本人の無政府主義者夫婦のストーリー。今まさに応援上映がトレンドだが、反日感情むき出しに、頻繁に声を上げる観客が1人いて、そのヘイト応援ぶりが、ミニシアターを居心地の悪い空間にさせたのだ。

監督の意図するところは、そんなところではないのだけどね。

岸井ゆきののポテンシャル

2019年04月29日 19時14分07秒 | 日記

予約して行き良かった。上映20分前に劇場に着くと、早くも立ち見券を販売中である。

岸井ゆきのは、通勤電車のドア横に居るような女子である。
好きな人に一途であるがため、仕事と恋が両立できないタイプ。好きになった男(成田凌 演)は、
作品中でいうところの自分系。自分が必要な時だけ女を呼ぶ。
女子は自分が都合のいい女であることを、うすうす実感しているが、どうしても確信したくはない。
常に自分大好き男からの電話を待つ。待って待って諦めかけた深夜、スマホの着信音がある。
ニヤリと喜ぶ岸井ゆきのの演技が秀逸である。

フツウの女子が男に振り回され、強くなっていくストーリーだが、自分の中で恋と思う感情は常に一方通行なのに、やはり棄てられない未練。
共演の成田凌(20代の頃のイチロー似)の自然体な卑怯者も見ものだが、若葉竜也という役者の達者ぶりも、大きな見どころです。

平成最後の推奨作。

にわか鉄ちゃん 造詣度ゼロ

2019年04月28日 14時53分29秒 | 日記



普段は西武池袋線しか走らない、新型特急 ラビュー。新宿線の自宅駅で、上り電車を待っていると、(本川越発)所沢経由の飯能行きが来るよ、のアナウンス。連休中の西武鉄道のお取り計らい。
空席があったので即、乗り込みました。

車内は対面席にした家族連れと、中年男性のグループ。グループは鉄道マニアです。
すれ違う電車、途中駅で停車中の車両を「○○系」と呼び、「○○系は△△駅で☆☆系を追い越す」などと語っています。
路線ダイヤグラムが頭に入っているのだな。着帽のまま脱帽。

わずか8分間の連休中の贅沢。

緊張のタガが外れて

2019年04月27日 21時31分47秒 | 日記

普段、緊張するような場面もない。大勢の前で話しをすることなど得意分野だから。逆にマンツーマンの時に少し構えてしまうくらいだ。
しかし仕事の毎日は、起きてから寝るまで緊張感が潜在していたことが、休みになるとわかる。

午前中、不動産会社に行き交渉ごとをしたあと、
すっかり心のタガが外れてしまった。
高良健吾主演のチャンバラ映画、予約して楽しみにしていたのだが、開演時刻を1時間間違えて、
スクリーンの部屋に入った時は、残り30分のタイミングでした。

帰宅のための路線バスの時刻表も、土曜日と日曜日の欄を間違えて、季節外れの寒風の中、もじもじしながらバス停で長い待ち。

開き直って、明日からもグダグタ過ごすのも良かろう?

ラスト30分だけ観た時代劇、刀を振り回しながら、着物の裾からチラリと見えるサムライのスネ。外国人にはそのシーンがたまらないそうです。

ことしは花韮

2019年04月26日 22時44分17秒 | 日記
10連休をどうやって過ごそう?
4月は忙しかった。プライベートでも片付けなければならぬこと山積で。

通勤途中のチューリップのカルテット。
この写真をとった後に雪が降り、

隣のもう1組のカルテットに入れ替わった。
朝、駅までの道程の癒しです。

我が家の玄関先、かつてローズマリーが密生していた土壌に、今年はハナニラの花が咲く。

なるほど、葉がニラの形だね。
害虫も寄せつけない丈夫な植物だそうです。
もちろん、種など撒いてはいない。

何の手入れをしない我が家の庭も小宇宙です。
さて国慶の連続休み、ある調査によれば国民の7割は家でゴロゴロ派らしい。
僕も7割の渦中だが、映画館通いとなるのは必定だなあ。