若手実力者・北村匠海と黒島結菜がカップルを演じる。
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男は学部、女は院生の2歳歳上。
出会いは明大前、内定を貰った大4たちが集まる自称勝ち組飲み会。
勝ち組のワード自体に2人は白けている。
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男は学部、女は院生の2歳歳上。
ベタベタなデートコースだが、下北沢で芝居を観て、帰れなくなり結ばれ、男は高円寺に引越して来て逢瀬を重ねる(昭和的表現)。
残念だったのは、細身の黒島結菜の普段着チョイス。院修了のオトナが着る洋服とは思えず、中学生に見えていました。
男は大志を抱いて、有名印刷会社に入社するが、配属は総務課。回議の印鑑ひとつも、押す角度を指定されるような旧態丸出しの企業風土。
それでもしがみ付かざるをえないけど。
20代も半ばを過ぎ、男女の付き合いは順風に思われたが、女の方のとんでもない事実が判明し、突然会えなくなります。
それから落ちまくる男、未練から生活にも支障の波が...。
ベタなデートコースも良かったし、
高円寺駅高架下の酒飲み長屋の明け方の風景も良し。何よりも北村匠海の未練たらたら演技に、オヤジはいたく共鳴。
痛恨なのは、一瞬まどろんだ隙に、
ストーリーは重要展開を過ぎていたことである。
2021年は253本を映画館で鑑賞。
読んでくださっている皆さま方に良い新年を❗️