もろい は脆弱の脆、読めるが実際に書いたことはない。
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驚いたのは、観客に僕世代の初老夫婦、オヤジ単身者が居たこと。
大学1年の女子、志は高(青)く「戦争を無くし世界を変える。そしてなりたい自分になる」
周囲の学生たちには、それが痛く映る。女子は1人の殻閉じこもり系の男子を誘いサークルを立ち上げ。まずはフリースクールでボランティアを始める。
3年が経過し、サークルは当初の志から乖離し、学内でも有力な大所帯の就活イベントサークルと化す。
当然のように男子の方は離脱して、傍観者になるどころか、ネット社会の陰湿な闇の手段を駆使しサークルを潰しにかかるのだが。
これ以上は書かない、と言うより書けない。終盤三分の一あたりで寝落ちしてしまったから。目覚めた時は脆いに価するよく分からない展開が広がっていた。過去の痛恨の寝落ち『万引き家族』のラストも知りたい。
杉咲花は良しとして、吉沢亮と岡山天音の大学生役には無理があった、それくらいしか書けなくて悔しい。