
旧くは『おくりびと』、上映中では『悼む人』の外国映画版といった内容。
ジョン・メイ 独身 44歳、ロンドンの公務員。丸いコーナーも、四角く曲がるような実直な男。民生係として、孤独死した人の葬儀をすることが仕事だが、一人ひとりの案件に丁寧に取り組みすぎ、解雇されてしまう。
リストラ間際のやりかけの仕事に、精魂を傾けるのだが...。家の中でもしていたネクタイを外し、紅茶しか飲まなかったのに、ホットチョコレートを飲用、パブで酒を飲み、ほのかな恋まで芽生えそうに。そして、想定外の結末。
主人公のビジュアルを見るに、コメディの要素もあるのかと思いきや、終始淡々とストーリーが流れた。
明日は、月初の映画の日だなあ。
(レッツシネパーク新所沢にて)