定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

福祉充実国家も憂鬱

2021年07月31日 14時48分00秒 | 日記
スウェーデン映画『ホモ・サピエンスの涙』を観賞してきた。
『天国に違ちがいない』も見逃した作品、ラッキーな2本立て。

高度に社会福祉システムを構築しているスウェーデンにおいても、人間の営みは変わることなく。生活または人生に行き詰まる人、浮気・不倫もあれば、純粋な恋を進行できない人も居る。
ロイ・アンダーソン監督は前作『さよなら、人類』(2015年)同様、処世が苦手な人々の断片(上手くいかないタイミング)を切り取り、ひとつの作品に仕上げている。
だが、ダイナミックな展開や、ドキッとするようなセリフ回しはなく、映像が静かに転換して行くあたり、監督の特異な感性を汲み取れる。

劇場のシニア料金は場所により、
1000〜1200円。働く気満々とはいえ、基本は年金生活であるから、100円でも安く映画が観たい。

公開タイミング、ロードショー館からは相当遅くなるが、2本立てで900円、早稲田松竹はありがたい映画館。





父の生誕祭(イヴ)

2021年07月30日 20時38分00秒 | 日記
白無地Tシャツの補充のため、ドンキに行った。白Tも上を見ればキリがない。高オンス・B.V.Dのヘビーウェイトなど、1枚1万円超え。
ドンキは安売りのイメージだが、ピンキリの品揃えが凄い。
本日は4枚組1枚単価300円の品に手を伸ばしました。1度着用して洗った後、どんだけ縮むのか否か。
レジに向かう途中
激しく山積みになった和菓子に遭遇する。安売り王の面目躍如、10個入り1ケ単価20円。

明日は親父の誕生日、存命ならば
98歳。95歳になる年に亡くなった。
生前は120歳まで生きる、と豪語していたが。
大学生で内蒙古に留学し、そのまま戦争に獲られ、シベリア俘虜生活8年間。心身ともに頑健な父であったので、120?ひょっとしたらと思うこともあったね。
甘党の父の仏前に、伊勢俵餅供えておきます、安くてゴメンね。妹が鎌倉の銘菓を持って来る筈だから、バランスは良し。


夕霧花園 (2019年マレーシア)

2021年07月29日 20時57分00秒 | 日記
不思議漂う作品でした。
もう1,2度観なければ理解できない部分あり。
天皇家の庭師とマレー人女性との切ない恋、と簡単に記せばそれで終わり。
されど、戦中・終戦直後・戦後30年の時系列をなぞるストーリーは壮大かつ複雑に錯綜している。

キーワードを羅列するなら、
『Japanese occupation、スパイ嫌疑、日本軍埋蔵金、慰安婦、日本庭園、刺青、法曹界のトップ女性』
もっとありそうだが。

阿部寛、ぶっきらぼうで器用に愛を表現できない日本男児(イメージどおり)。
相対するマレー人女優 アンジェリカ・リー(李 心潔)は華人であろうが、家系のどこかで西洋人の血が混じっているに違いない。透明感この上なし。1987年公開の相米慎二監督『光る女』(若き武藤敬司=グレートムタ出演作)の主演・秋吉満ちるを思い出した。


シャッター食堂街

2021年07月27日 20時49分00秒 | 日記
映画を観ることしか能がない、ロンリー60sである。本日は意図的に早めに現地へ行き、新宿高島屋13階庭園から新宿御苑方面を臨んだ。
台風は埼玉・東京を直撃せず。


東南口で『かば』を観る。ヒポポのことではなく、1985年 大阪西成地区の高校が舞台の作品。
1985年頃は家庭電話がまだ黒電話、
町中に公衆電話ボックスがあった。
そんなところばかりが気になるうちに、少しまどろんだ。

紀伊國書店は目と鼻の先、久しぶりに地下のぶぶかで油そばかなと、足を向けると

食の名店街はこんな有様。
コロナ禍のあおりで、こんなことに?ではなく、耐震補強工事のための閉店。7月15日がラストだった由。2週間遅かったかー。悔

紀伊國屋地下1はカレーの香りと連動している。
35年前、都内某所でバイトをした帰り、確か赤カレー黒カレーを供する店があり、足繁く通ったものだ。
シャッターの前で1985年頃の思い出に浸った。

ドキュメンタリー ひとりスシロー会

2021年07月26日 20時33分00秒 | 日記
食欲が著しく減退し、美味しいものしか食べられない。
夕方、息子から吉報があったので、
埼玉カントリーサイドのスシローに。
スシローの向かいに台風前夜の夕焼け。

高級ネタでなくてよい。
タコ・イカ時々エビがあれば。

茶碗蒸しは重要。自作でつくるのは困難だから。

今回のラストは中トロなんだぜぃ。

と思って締めようとしたが、
つるつるゼリーのシャリシャリ日向夏からのお誘いには抗うことできず。

大食漢の息子がいれば、さぞ盛り上がったであろうね。