箸休め と思ったが

今週公開の 俺物語。
ガラガラのシネマで観て来た。
鈴木亮平のオーバーアクションに終始していたが、表情の豊かさがヨカッタ。相手役でモデル出身の永野芽郁（16）、映画にもずい分出ているようだが、僕ら世代としては、デビュー時のアグネス・チャンを彷彿とさせます。

青春時代の、行き着く場所がないかに思われる恋心の平行線が上手く描かれていた。青春もの、イケメン役の定番俳優になってきた感がある坂口健太郎、大化けする予感はある。

重いテーマの映画の狭間の、箸休め的作品と予想していたが、意外にも光るものが蠢めいていた。

ホテルでケーキ

九段下のホテルで、昼食を食べたが、写真に撮ると、ガストのサービスランチと大差なかったので、アップしない。
食後にアップルパイを注文したら、アイスクリームonで、サーブされた。ウレシー。

向かいの紳士は、シフォンケーキである。シフォンもいいね！
勤務している大学主催のイベントがあり、この後は約6時間立ちっ放し。
仕事で、このホテルに来るのも、今年で最後かも？と思い、普段食べられないもの、食してみたわけです。
折しも、某有名女子大の同窓会の婦人団体50名超が、食事中。そちらに気を取られ、味はよく覚えていません。

アニエス・トゥルーブレ

映画の話題ばかりです。
標題は、アニエスベーの本名。
来月公開の「わたしの名前は....」
アニエス・トゥルーブレ監督作品です。還暦のトラック運転手と少女のロードムービーらしいが、広告宣伝のどのスチル写真を見ても、美しさに溢れている。

今年は60本余の映画を観てきたが、映像美という点では、昨年観たグランド・ブタペスト・ホテルを超える作品はない。来月の公開日を期待している。

アニエスベーは74歳、英国にはおいてはヴィヴィアン・ウエストウッドが同い年である。いくつ年を重ねても、感性は衰えない。

29歳で78年間

コップのフチコさんのガチャの前で佇むオヤジは、変態と思われかねないが、ふちねこなら大丈夫だろう。
現在、周年キャンペーン中のシャノアール（カフェベローチェ）にて、飲み物3杯飲むと、この猫が貰える。（全5種）
昨日は南池袋店内で、ブレンドコーヒーを1杯飲み、帰りに2カップ、テイクして1つゲットしたのだ。
コーヒーは、そのまま映画館に持ち込んで、アデライン 100年目の恋 を観る。主人公は1908年生の女性。ある事故を境に、生体が化学反応を起こし、29歳の容姿のまま、78年間生き続けている。外見が変化しないことによる、不都合と苦痛。
元より、荒唐無稽な話しで、結末が僕の予想と大きく違ったが、主演のブレイク・ライヴリーの超美形ぶり、途中から登場の貫禄満点なハリソン・フォードが見られて満足。
何より、20世紀アメリカのファッションの変遷が、丸ごと楽しめた。

高円寺の帰りに

一週間後、息子の誕生日が来るが、仕事で会えないので、誕生日贈答品を持ち、高円寺で夕飯でもと思った。あいにく先約があり、品だけ渡して、素直に帰ることにした筈だが、中野駅北口に。

ふれあいロード。中野発祥のラーメン屋やら、地元グルメの店の間に、風俗店も混在するオトナのエリアです。僕がまだ酒と縁が切れていないとしたら、あやしげなふれあいを創出する自信あり。
でも今は大丈夫。
この道を通り抜けると、30代の頃よく通ったトーホーカメラという中古カメラ屋があるのだが、どうやら古本屋に替わっている。

古本屋の向かいに、新井薬師の商店街の入り口がある。今では珍しい電飾アーチです。新井薬師周辺にも、何やら美味しそうな飯屋があるのだが、元より冒険できない男ゆえ、今夜はどこかの吉牛にでも、寄って帰ります。
息子は、来月28になります。