今泉力哉監督作品。男心・女心の切なさを描写することに於いて、すぐれて淡い水彩画的な味わいがある。
とりわけ、三浦春馬出演の『アイネクライネナハトムジーク』に深く入り込んでしまう。
劇場で見落とした(2017,2018,2019年)3作品をネット配信で観ました。
とりわけ、三浦春馬出演の『アイネクライネナハトムジーク』に深く入り込んでしまう。
愛の表現に未熟、否不器用な主人公。既に一緒に暮らしているパートナーの心を掴むのに10年も要してしまう。
僕も今でこそ、老人性逆ギレでも起こしそうな不安定なオヤジであるが、
若い頃はなかなかシャイな、思いも言い出せない男でした。
歳を重ねるうちに、ド厚かましくグイグイ前に出ることも覚えたわけだが。
20年余りの結婚生活も経験して、現在バツの付いた身の上で、誰にでもコクれる私だが。冷静になれば、仮に思っことも口に出してはいけない
年頃なのだな。
これも切ない限り。