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179分のインド映画『RRR』、集中力とトイレ問題の観点から、90分より長い作品はムリ!の僕でしたが、瞬きするのも惜しいほどに、食いついてしまいました。
大英帝国統治下のインド、圧政として
描かれるイギリス総督府と、インドの1種族の勇士が人質を救うためにあらゆる手段で闘うストーリー。
軸となるのは、イギリスの警察官となっている他種族のタフガイとの友情。
冒頭はディズニーのジャングルブックを彷彿とさせるかと思えば、トム・クルーズが演じるアクションものに似たシーンもある。そして古くはピーター・オトゥールが登場するような歴史絵巻的展開、もちろんダンス付きラブロマンスも折り込み済み。製作者は日本の忍者活劇も絶対観ている。
日本公開インド映画における興行収入で、長らく破られなかった『ナトゥ踊るマハラジャ』を抜いたことを、鑑賞後に知る。
映画で実現できるありとあらゆる表現と要素を採り入れた、優れたエンタテイメントだった。
インド映画、クセになりそう。
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