『偽りのゲーム』との邦題サブが付く。また余計な。
ゲームという軽いやり取りではないから。
ゲームという軽いやり取りではないから。
ヨボヨボ老紳士(イアン・マッケラン)は元祖なりすましの詐欺師。元オックスフォード教員で資産家の老婦人(ヘレン・ミレン)の魂胆は、ラストまで謎である。
戦時の青春時代を共有する2人だが、実はそこにストーリーの最大のキーが隠されている。
騙し騙される筋書きではなく、老婦人は最後までイノセント風であるが。
イアン・マッケラン爺は、殺人込みの詐欺師であるが、裏表の顔を演じる時の、眼差しの落差が物凄い。
75歳になろうとするヘレン・ミレンは益々美しく歳を重ねている印象だ。加えて不気味オーラを出せる大女優。不気味さNo.1はフランス人女優 イザベル・ユペールと思っていたが、元祖はヘレン・ミレンだったのだな。
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