定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

グッドライアー

2020年02月08日 09時19分00秒 | 日記
『偽りのゲーム』との邦題サブが付く。また余計な。

ゲームという軽いやり取りではないから。

ヨボヨボ老紳士(イアン・マッケラン)は元祖なりすましの詐欺師。元オックスフォード教員で資産家の老婦人(ヘレン・ミレン)の魂胆は、ラストまで謎である。

戦時の青春時代を共有する2人だが、実はそこにストーリーの最大のキーが隠されている。
騙し騙される筋書きではなく、老婦人は最後までイノセント風であるが。

イアン・マッケラン爺は、殺人込みの詐欺師であるが、裏表の顔を演じる時の、眼差しの落差が物凄い。

75歳になろうとするヘレン・ミレンは益々美しく歳を重ねている印象だ。加えて不気味オーラを出せる大女優。不気味さNo.1はフランス人女優 イザベル・ユペールと思っていたが、元祖はヘレン・ミレンだったのだな。






コメントを投稿