FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

第221回 FXとお大師様の言葉

2017-08-27 12:06:37 | 日記
おはようございます。8月27日日曜日です。広島は晴れ、青空を高く感じるようになりました。愛犬君との散歩中も、暑いと感じる気配は少なくなり、逆に、汗もかかず、ちょうどよいくらいになってきました。今朝の散歩では、本当に久しぶりに、散歩後の水シャワーをしなくて済みました。こうなると散歩も行きやすくなりますね。と同時に、夏の終わり、そして、秋の気配が強くなったと感じる今朝です。田舎の田んぼのあぜ道では、彼岸花が咲きだすころか、、、、。

さて、本日のお大師様の言葉です。

誰でも心に仏さまを持っている

一心の性は仏と異なることなし。この心に住すればすなわちこれ仏道を修す。  ( 『遺誡(ゆいかい)』 空海 )

仏心も幸福も求めればそこにある

 「空海のことばは、「私たちの心の本性は仏と同じ。本来あるべき心に帰ろうとするのが仏道の修行だ」という意味。

 先に紹介した「それ仏道遥かにあらず非ず。心中にして則ち近し」など、「私たちの心の中にこそ仏はいる」という意味のことばを空海は繰り返し述べています。

 それだけ私たちは、外の世界にばかり目が行きがちなのです。何か大事なものや立派なもの、心を喜ばせてくれるものは、外のまだ知らない世界にある・・・・。ついそう思いがちです。

 しかし、孔子も『論語』にこんなことばを残しています。

「仁遠からんや。我れ仁を欲すれば、ここに仁至る」

 仁とは、思いやり、いたわりなど人間の根本の愛。「まごころ」といってもいいでしょう。その大事なものは「遠くになどない、自分でそれを求めればここにある」と孔子は言っています。仏も、まごころも、幸せも、同心円で一つのものです。一番大事なものは、あなた自身の心にあることを忘れずにいてください。

  (出典 生き方が変わる! 空海 黄金のことば 宮下 真 著 名取 芳彦 監修 ナガオカ文庫 抜粋 )

誰でも心に仏さまを持っている、ということを日常生活でよく実感します。勝手な経験かもしれませんが、誰かと話していて、「この方の心には仏さまはいないな~~~」とか、「この方の発言がこうまでギスギスしているのはなんでや?」とか「心優しい言葉やな~~。話していても心が和む」など、いろいろと感じることがあります。自分の心に仏様がいらっしゃるということを理解している方は、相手を傷つけないような話し方をされるし、全く仏を意識することなく、自分勝手に発言される方の心には仏さまはまだ宿っていないのかもしれません。

つい先だってのお盆の時です。墓参に出かけ、久しぶりに親類縁者と会い、あいさつを交わし、ご機嫌をうかがい、昨今の状況などたわいもないことを話しましたが、その中で、小生たちが、明らかに立ち寄ったことを喜んでいない、早く帰れとばかりの話し方をする方がありました。1年半ぶりの面談でしたが、それを感じ取った小生は、早々に退散することにしました。何か別の用事が彼らにあったのかもしれませんが、そのような発言は小生の従弟の嫁さんから出てきました。この嫁さん、小生たちの訪問を喜んではいないな、むしろ、嫌がっているといっても良いくらい。なにがあった?、あるのか? 仏壇のご先祖様へお参りして早々に失礼しました。こんなとき、心に仏様がいらっしゃる方は、心優しい言葉が使われ、短い時間でも心満たされる気持ちにさせてくれるものですが、目線も合わせることもなく、となると、相応のものを感じ取らなくてはなりません。

相手のことを考えれば、小生のお盆の訪問は、何かその方にとって、都合の悪いことだったのかもしれません。ほかの親類縁者の訪問もありましたが、、、、。こちらとしては別に悪いことをしているわけでもなく、もうそれ以上気にしないことにしました。

どなたとの会話であっても、自身の心に仏さまが宿っていることを認識している方は、相手の心を傷つけないような言葉使いなどにも配慮されています。心を傷つけることは仏さまを傷つけることになりますから、、、。

ご近所に人のうらやむほどのすごい美人お方がいらっしゃいます。しかし、言葉の使い方や態度があまりよくなく、美形と言動が不一致のような方です。これが一致していれば、美人を通り過ぎて、佳人・麗人の域に到達するのに、あるいは観音様やといわれるようになるのに、、、と惜しい女性がいらっしゃいます。言葉にとげがあるのです。これを感じているのは小生だけではないようです。惜しい、、、これに尽きる方です。自意識過剰なんですかね~~。それとも何か遺伝的なことか、、、。環境のなせる業か、、、。

自身の心に仏様がいらっしゃることを認識され、それを常に意識できるようになれば、相手の心を慮るようになって、態度や会話も変わってくるんでしょうね。

まずは、他人様のことを心配するより、自分のことを顧みることです。「自分は心の仏さまと会話できているか、仏さまに近づけるように努力しているか、仏さまやったら、こんなときどうするんやろうか、」などなど、仏さまから授かった智慧を総動員していきます。これだけで、周りが少しま~るく見えてきます。ギスギス感が少なくなってきます。

これとは少し話は異なりますが、金曜日の相場について何を感じ取ることができるかも、前述のように、自身の周りにいる相手の方たちのことを的確に考えると、周辺の方たちのこれからの取り組みを考えつけるようになると思われます。

金曜日の東京タイムから、すでに、見える風景は少し変化してきているようなことは感じていましたから、これがNYタイムになって出てくる指標やジャクソンホール会合での発言でどう動いてくるのか、最新の為替情報で、どこにNYカットやストップのセットがあるのか、さらには、現時点でのポジションの偏りどのようないなっているのか、などを考えました。

109.6円付近で相場が小動きになっていましたから、上値は重い、あと0.4円で110.0円に乗るが、買い材料がない、そうなると、下押しするとしても、短期投機筋は自作自演で、買い仕掛けを行って一般大衆投資家を誘い込んで相場を上昇させ、上がったところで、ポジションドテンで、今度は一気に押し込んでくるだろう、その時の下値目標は109.0円だろう、と推察。まずは23時のイエレン議長講演時、次は、4時のドラギ総裁講演時に動くと想定。

想定するような動きにはなりましたが、決済指値には届かず、土曜日早朝に109.24円付近で決済しました。欲張りすぎたか、、、。これは反省材料です。あと少し、ほんの少しだったんですけどね。

結局ジャクソンホール会合では、金融政策の話は出てこなくて、この結果を、市場は消去法で、タカ派ではないと受けとったようです。何も触れなかった、ということは、中立ということではないと思われますが、かといってハト派でもないのですが、どちらかというとハト派、ということに位置付けたのだと思われます。

そうなると、まだ利回り下降が継続することとなり、こうなると、明日月曜日からの相場の動きは、下押し傾向になると想定されそうです。市場はまだまだ107円台狙いの動きをあきらめていないように思われます。

短期投機筋が、金曜日23時以降に構築したショートポジションはNY引け時までに決済したと思われますが、NY引け時のポジション状況は、少しショートに偏っているようです。大口投機筋のポジションは、IMM建玉情報では、日本円については、ショートに偏っています。これは、いつ巻き戻しのロングになってきても不思議ではない環境と思われます。この環境も、これからまだ円買戻しが起きやすいことを暗示していることになりそうです。

トランプ政権のゴタゴタはまだ続くと思われます。このような中で、9月末までに急ぎ議会通過をさせる必要がある重要法案があります。そして、北朝鮮リスクは去ったわけはありません。

次の相場転換タイミングとしては、9月19・20日のFOMC会合と思われます。明日・月曜日以降、ジャクソンホール会合での発言や、これまでの相場環境、トランプ政権の動向をにらんだ憶測、などから、FOMCまではまだ上値は重く、短期投機筋中心の相場になると思われます。

金曜日にできているレンジは、109.0円~110.0円ですが、109.0円付近では、新たな売り方の動きは少なくなってきています。確認できるのは、むしろこのレベルでの買い方の動きですが、ここでの買い方は、一般大衆を含めた投資家で、短期投機筋ではないと思われます。イエレン議長とドラギ総裁講演後の2回、短期筋は下押しをしていますが、これもすぐ自作自演の決済をしているように思われます。どちらかというと、売り材料が出てくるのを待っている短期投機筋と思われます。

チャネルラインは、右肩上がりのものが引けています。小生独自の表現になりますが、「まだ入っていない」状況がありますので、「入る」までは下押しをしてくると思われます。何に入るのか。「ツボ」です。これは小生の肌感覚です。
うまく説明できません。

フィボで考えれば、61.8%押し~半値押しの範囲に現在いるようです。金曜日NY引け値と24日安値108.85円との値幅は、0.46円です。この値幅は、一日で到達可能な範囲と思われます。
北朝鮮が昨日ミサイルを発射したようです。さらに、トランプ政権の右派補佐官(?)が新たに辞任したようです。トランプ政権の混迷はまだ継続中です。

月曜日はいつものように、これといった指標発表はないようです。売買材料がないということは、月曜日は先週金曜日の方向を継続し、テクニカルで動いてくると想定されるようになってきそうです。

ジャクソンホール会合を受けて、東京市場がまず動いてきます。寄付き6時以降、ロングで動いてくるとスプレッドは拡大し、ショートで動いてくると縮小してくるかもしれません。この状況も市場を見ていくときの参考になります。明日月曜日、108.85円を割り込むようになると3MINを形成してきます。ひとまず反発はこのような形になってからと想定はしていますが、思い込まないようにします。何か買い材料が出てきて109.7円を超えてくるようになればまたそれはそれで面白い展開になると思われるのですが、、、、。109.54円付近でネックラインができているように思われます。それと、金曜日高値109.844円では、3MAXが形成されています。この流れからも、まだ下への方向が出てきそうです。月曜日のチェックポイントの一つは、金曜日安値を割り込むかどうか、というものになりそうです。ということは109.0円割れを狙う動きが出てきそうだと推察できます。

イエレン議長などの講演内容のブリーフィングについては、次のように考えています。

講演は23時からだが、それ以前、22時30分頃までには、報道や金融関係者には事前に資料は配布され、その内容公表は、23時以降とする「縛り」がつけられた。その結果、23時直後から短期投機筋が相場を押し込んできた。23時になってからこの資料を読んでいたのでは、相場の直後の動きは説明できません。報道や金融関係者はこのようなことを公表できないのだと思われます。

月曜日のFPVは、109.420円、R1は、109.730円、S1は、108.997円のようです。健太君の判定では、「買い」は、109.575円超、「売り」は、109.575円以下、「買い」は、109.209円以下の場合となりそうです。

健太君の判定情報の活用方法の一つは、109.575円(PA)を上抜いた場合、当日のNY引け値は、64.50%の確率で、6時寄付き値を超えてくる。109.209円を割り込んだ場合は、65.09%の確率で6時寄付き値を下回るようになる、と判断し参考にすること。確率情報は日々変化します。

いろいろなデータの見方がありますが、それはまたの機会にします。

これまで日曜日に掲載してきた、「お大師様の言葉」については、今回の221回の掲載をもってひとまず終わりとさせていただきます。

時々は、お大師様の言葉を思い出して書くことはあると思われます。それは通常のブログの中でのものとなりそうです。

季節が夏から秋へと変化していく中で、相場も夏相場の終焉を迎え、次の年末相場へと移っていく時期です。まだ新たな資金の投入は確認されていない様子です。もうしばらくは短期投機筋の独壇場かもしれません。

本日も訪問いただきありがとうございました。今週もよろしくお願いします。合掌





























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