FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 備忘録

2020-02-02 10:48:09 | 日記
おはようございます。本日も備忘録掲載。

最近のドル円相場は、金利動向に連動しているようです。10年物と2年物の利回りがまた、逆転してきています。いつも書きますが、このような状況になるのは、景気局面の転換時期によくでてきます。

新型肺炎の影響で、米国では中国からの入国禁止、逆に中国への渡航禁止などを打ち出していますので、交易や人の移動が極めて制限されるようになりました。

このような状況も、景気情勢に影響を与えてくると想定できそうです。このような状況を先読みした投資家がリスクオフの取組みをしていると、次の資金投入先も限定的なものとなってきそうです。

景気減退は、原油価格や各種商品相場の下落をも招きます。

今回の新型肺炎は、初動の失敗が尾を引いていると思われます。地方政府は発表したくても、中央政府共産党は発表を拒否したと思われます。これは地方幹部の発言から推測ですが。

感染速度の速い新型肺炎のようですが、致死率はSARSなどよりは低いようです。

時期的に見れば、同様の時期に発生したSARSやMARSの時は、3月後半になってからようやく収束傾向が出てきたようで、そうなってから景気動向は徐々に上向き、回復してきています。今回の景気動向も、これから約2か月程度は下降傾向になると想定しながら相場を観ていくことになりそうです。

その兆しとしては、報道量とその内容をチェックしていき、パニック的な報道がなくなり、感染拡大も落ち着き、死亡者数も微増となり、終息も近いとなって、ようやく安心感が出てきますから、まずは報道をチェックしていきたいと思います。このような状況になると、各国とも、中国向けの飛行機の往来を許可するようになり、滞っていた交易にも活況が戻るようになると思われます。

通常、「5月には売って売って売り逃げろ」と言います。しかし、この新型肺炎の時に売り込んでいますので、これを先取りと考えれば、5月連休明けごろからは、再度の買い場が到来するのかもしれません。大統領選挙もありますので、この時期からの買いというスタンスもあり得るのかもしれません。

追伸 14時54分です。アナリストたちの声の中に、FOMCは今年1回の利下げを行うだろうという観測が流れ始めています。FOMCは先の会合で、これからはこのまましばらく様子を見るとしていますが、新型肺炎という項目で景気の悪化が確認できると、景気浮揚策としてもう一段の利下げもあるのかもしれません。今後の報道に注意していきます。
コメント
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