FX 一時の安堵か

おはようございます。３月５日木曜日です。広島は曇り、少し小雨が降っているような、、、。この雨ももう少しで上がるという天気予報になっています。暖かな朝です。

早速相場です。昨夜のNY市場では、 株価は大きく反発上昇してきています。前日の下げ分を取り戻してもなお余りあるという上げ幅です。しかし、ドル円相場はさほど動いていません。また、日経平均先物の動きもさほどありません。これってどういうこと？？？

ということでいろいろ考えました。

FRBによる緊急利下げは、市場には安心感を与え、短期筋による株の買戻しが起きたと思われます。ドル円相場があまり動かなかったということは、これは今後のインフレ動向と連動し、これが上昇傾向にはないことから、米国債利回りが低下傾向にあるということが影響していると思われます。日経平均先物もさほど動いていないということは、本邦企業は、新型肺炎の影響受けて、経済活動はまだ戻らないと、回復まではまだ道は遠いということが判断にあると思われます。

最近のドル円は米国債１０年物の利回り動向の影響を受けていることがわかります。

ドル円は、大きな相場の循環のなかでは、下降トレンドの中にあり、上昇してもそれは一時のものであって、いずれまた下降に転じるという見方がすう勢を占めているようです。

まさに現在の動きは反発上昇に入ってきていると思われ、この動きがドル円をどのレベルまで戻して来るかに関心が移ってきています。次なるチャンスは戻り売りというように短期筋は考えているようです。

市場は３月FOMCでも０．５％の利下げを期待している感がありますが、FOMC関係者はこれについては否定する発言を繰り返すようになってきています。

現在の利回りは１．０５％付近と思われますが、今後の動きに注目していきたいと思います。この動きを相場の動きと重ねて判断すると、今はどちらも上昇傾向を形成しつつあるという段階のように思われます。

今朝の日経平均は寄付きではGUしてくると思われます。その後窓埋めに来るのか、窓を埋めずにそのまま反発していくのか、ということをチェックしていくことになりそうですが、少し先では、相場は下降していくことを考えれば、今、ここで窓を埋めなくても、いずれ下降してくる相場がその役目を補うとすれば、本日は窓埋めを行わずに上昇傾向を継続するのではないかとも想定できそうです。

本日は、株価とドル円は連動してくると思われますので、もう少し上値を伸ばしてくると思われます。

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」も「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、１０７．６０８円超、「売り」は、１０７．６０８円以下、「買い」は、１０７．１８２円以下の場合となっています。
FPVは、１０７．３５１円、R１は、１０７．８６５円、S１は、１０７．０１２円となっています。

まもなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸　９時２４分です。本日はゴトー日です。これに乗じて短期筋が仕掛けてくる可能性がまだあります。要注意。

訂正　FPVは１０７．３５１円が正解です。修正しました。陳謝