おはようございます。8月30日日曜日です。広島は晴れ、今日も暑いですね。昨夜は、少し暑くて、未明に目が覚めました。こんな時間に水シャワーを浴びることに。もう一度エアコンを入れ直して、再度就寝。このため、今朝の起床はいつもよりぐっと遅くて6時半頃。すこし寝不足のような気分です。こんなこと今までになかったことなんですけどね。昨夜は少し飲み過ぎたか。
さて、本日は、前回に続き、「桜」関係のデータから見えてくることについて書いてみます。
「桜」のシグナルがどのようにやって決まるかを前回書きました。今回は、蓄積された「桜」のデータから、どのような傾向があるのかを書いてみようと思います。
データから見えてくる傾向を把握するためには、統計確率論から、手法を選んで、データを整理し、計算して結果を導き出しますが、データが少ない場合は、推測統計という手法を用いて傾向を導き出します。この時の試料としては10~30程度で算出していきます。
この方法に対して、試料が十分多い場合、例えば、500とか1000とかある場合は、そのままデータを活用して結果を導き出します。
小生のデータ量では、「桜」のデータは、2000件以上ありますので、推測などせずに活用できます。Aのパターン、Bのパターンというように区分けし、それが、また、継続する日数によって分類しています。
この結果の積み重ねが「桜」の出して来る傾向シグナルです。
しかし、この「桜」の傾向シグナルも、単日で終わるとは限りません。
上昇でも下降でも、シグナルの当否は別として考えると、「上昇」や「下降」が連続した場合、どのような分布になるか、を調査。
その結果、1日のみの確率が、「上昇」では49.9%、「下降」では52.4%、
2日連続の確率は、「上昇」では25.3%、「下降」では23.2%
3日連続の確率は、「上昇」では12.9%、「下降」では13.0%
4日連続の確率は、「上昇」では 5.3%、 「下降」では 5.8% となっています。
このデータから、
2日間の合計を考えると、 「上昇」では75.2%、「下降」では75.6%
3日間の合計を考えると、 「上昇」では88.1%、「下降」では88.6%
4日間の合計を考えると、 「上昇」では93.3%、「下降」では94.4% となってきます。
これらのデータから、「上昇」と「下降」傾向はともに、1日のみで約半数の割合を占めます。そして、おおむね似通った結果となっています。
統計確率論では、標準正規分布という考え方がありますが、この分布の確率密度の信頼度では、68.3%、95.4%があり、これ以上になると、信頼度は下がり、異常な世界であり、「あり得ない状況」であり、危険となってきます。
この考え方を上記割合に照らし合わせて考えると、「上昇」、「下降」ともに、68.3%の範囲では、2日間、95.4%の範囲では、4日間がここに入ります。
このような傾向から、「上昇」、「下降」傾向は、単日の場合が多く、連続する場合は4日程度まで、というように、理解できそうです。
データでは、5日以上連続するケースも出ていますが、これらの発生件数は少ないですから、「異常な状況」と理解して、相場を観ることとしています。
思い出すと、小学校や中学校では、学業成績表は5段階表記になっていましたが、成績3になる児童は全体の68.3%であり、成績2と4になる児童は95.4-68.3=27.1%、成績1と5になる児童は、100-95.4=4.6%になります。2又は4、1又は5になる児童の割合は、前述割合の半分ずつという事になります。
ボリンジャーバンドでもこの考え方に基づいています。±1σの範囲は全体の68.3%であり、±2σの範囲は95.4%となります。通常起こりうることとしては、100%を考えなくても、95.4%までを考えればよいという判断になっています。残りの5%程度は前述のように、「あり得ないことが起きた、異常だ」と考えればよいわけです。「異常」であれば、その修正に動き出すというのがこの世の動き。相場の世界でも同様です。
相場取引に参加している一般大衆投資家の中には、まだ心理状態が取引に向いていない方が多く存在するようです。その理由としては、まだ相場の判断基準があいまいで、目先のローソク足の動きに振り回されているという事があげられるのかもしれません。
そのような方こそ、この統計確率に基づいて相場を観て決断できるようになれば、今までよりは不安が払しょくし適切な判断ができるようになるのではないかと思っています。
小生は、師匠から「事実は4本値にある。」と強く指導を受けています。4本値を基に、直にそのデータから、あるいは、データを統計確率論から加工してその傾向を導き出していきます。
「桜」ではありませんが、ほかの項目で判断する場合もあります。
これまでに、シグナルシステムとしては、「コスモス」、「桜」、「ひまわり」という名称を公表していますが、これら以外に、「菊」や「山茶花」などというものもあります。
今回初めて「菊」を公表したいと思います。
これは、安値と終値の値幅の割合によって、反発上昇するか、反落下降していくか、を判断するものです。これも統計確率論から導き出しますので、100%的中というものではありません。
傾向として把握するものになります。
計算式は次の通りです。 N+1日のシグナルを考える場合:(N日終値ーN日安値)/上下値幅・・・・これをAとします。これを記載するセルを%表示するように指示しておきます。
次に、IF関数を用いて次のように計算させます。
=IF(A>80%、”売“、”買”)
これは、もし、Aが80%よりも大きかったら、売り、そうでなかったら、買いという計算をさせることになります。
データを入れれば、「売り」か「買い」かを出してきます。80%という数値は、85%でもよいと思われます。
この式について、平たく言葉で書いてみます。
本日の終値から本日の安値を引いて差を出してください。出てきたこの差を、本日の上下値幅で割ってください。これで、上下値幅の中のどのレベルで本日の終値が位置しているかが数値化できました。
これをIF関数を用いて、レベル位置割合に応じて、売り、買い、を計算させます。という事になります。
これは、ラリー・ウイリアムが気付いた相場の傾向を基に、小生が独自に考え付いたものです。
高いレベルで取引を終えた場合、翌日の傾向は売り傾向になり、低いレベルで取引を終えた場合は、翌日の傾向は買い傾向になるというものです。「桜」の考え方と類似しているとも思われます。
こちらの試料(データ量)は1900件超もあり、特に加工せず算出活用しています。
現在は、N日(当日)の結果が、85%以上の数値になれば、N+1日(翌日)は「売り傾向が強い」と判断し、15%以下の数値が出てくると、翌日の傾向としては、「買い傾向が強い」というように判断しています。
こちらの統計確率論からの的中率は、累計で、52.17%です。(菊の的中率)
これに基づいて明日月曜日について計算させると、「買い」となってきます。
明日のシグナルでは、すでに明確になっている、「桜」・「ひまわり」はともに、「買い」となっていますので、「買い」濃厚なのかもしれません。「コスモス」は明日寄付き6時以降の状況によって決まります。
4本値そのものから、あるいは4本値を加工すると、見えなかったものが見えてくるようになりますので、相場への理解も進み、判断も容易になると思われます。
中島みゆきの歌に、「時代」というものがあります。名曲です。
そのセリフを基に相場用のフレーズを考えると、次のようになります。
まずは本歌です。
今はこんなに悲しくて、涙も枯れ果てて
もう二度と笑顔にはなれそうもないけれど
そんな時代もあったねと、いつか話せる日が来るわ。
あんな時代もあったねと、きっと笑って話せるわ。
だから、今は、くよくよしないで、今日の風に吹かれましょう。
まわるまわるよ時代は回る。喜び悲しみ繰り返し
今日分かれた恋人たちも、生まれ変わってめぐり逢うよ。
(途中割愛)
めぐるめぐるよ時代は巡る。別れと出会いを繰り返し
今日は倒れた旅人たちも、生まれ変わって歩き出すよ。
(あと省略)
そして、替え歌です。(取引に失敗して失意のどん底にいるかもしれないあなたへ)
今はこんなに悲しくて、涙も枯れ果てて
もう二度と笑顔にはなれそうもないけれど
そんな時代もあったねと、いつか話せる日が来るわ。
あんな時代もあったねと、きっと笑って話せるわ。
だから、今は、くよくよしないで、今日の風に吹かれましょう。
まわるまわるよ時代は回る。喜び悲しみ繰り返し
今日分かれたディーラーも、生まれ変わってめぐり逢うよ。
(途中割愛)
めぐるめぐるよ時代は巡る。別れと出会いを繰り返し
今日は倒れたディーラーも、生まれ変わって歩き出すよ。
(あと省略)
いかがでしたか。この歌のように、「今は、くよくよしないで、今日の風に吹かれましょう。」というような心境になれますか。
ヘッジファンドで有名な、ジョージ・ソロス氏も、取引に失敗して何度か破産したことがあるようです。他の著名人でもそのような例は多々あります。
一般大衆投資家には難しい局面かもしれませんが、研鑽を怠らなければ、自身の独自の取引ルールを構築でき、成功を収めることはできると思っています。他人の真似だけでは成功は無理と思われます。
事実は4本値にあります。このデータを有意義に活用できるようになれば、相場とは、かくも楽しいものなのかと再認識される日も早いと思われます。
現在室温、34度です。この後、水シャワーを浴びます。昼食後、またタウンウォッチングで出かけるかもしれません。これまでの状況だと、広島の個人消費は低調という印象です。
本日も訪問いただきありがとうございました。熱中症や新型コロナに負けないように、ご自愛ください。合掌
さて、本日は、前回に続き、「桜」関係のデータから見えてくることについて書いてみます。
「桜」のシグナルがどのようにやって決まるかを前回書きました。今回は、蓄積された「桜」のデータから、どのような傾向があるのかを書いてみようと思います。
データから見えてくる傾向を把握するためには、統計確率論から、手法を選んで、データを整理し、計算して結果を導き出しますが、データが少ない場合は、推測統計という手法を用いて傾向を導き出します。この時の試料としては10~30程度で算出していきます。
この方法に対して、試料が十分多い場合、例えば、500とか1000とかある場合は、そのままデータを活用して結果を導き出します。
小生のデータ量では、「桜」のデータは、2000件以上ありますので、推測などせずに活用できます。Aのパターン、Bのパターンというように区分けし、それが、また、継続する日数によって分類しています。
この結果の積み重ねが「桜」の出して来る傾向シグナルです。
しかし、この「桜」の傾向シグナルも、単日で終わるとは限りません。
上昇でも下降でも、シグナルの当否は別として考えると、「上昇」や「下降」が連続した場合、どのような分布になるか、を調査。
その結果、1日のみの確率が、「上昇」では49.9%、「下降」では52.4%、
2日連続の確率は、「上昇」では25.3%、「下降」では23.2%
3日連続の確率は、「上昇」では12.9%、「下降」では13.0%
4日連続の確率は、「上昇」では 5.3%、 「下降」では 5.8% となっています。
このデータから、
2日間の合計を考えると、 「上昇」では75.2%、「下降」では75.6%
3日間の合計を考えると、 「上昇」では88.1%、「下降」では88.6%
4日間の合計を考えると、 「上昇」では93.3%、「下降」では94.4% となってきます。
これらのデータから、「上昇」と「下降」傾向はともに、1日のみで約半数の割合を占めます。そして、おおむね似通った結果となっています。
統計確率論では、標準正規分布という考え方がありますが、この分布の確率密度の信頼度では、68.3%、95.4%があり、これ以上になると、信頼度は下がり、異常な世界であり、「あり得ない状況」であり、危険となってきます。
この考え方を上記割合に照らし合わせて考えると、「上昇」、「下降」ともに、68.3%の範囲では、2日間、95.4%の範囲では、4日間がここに入ります。
このような傾向から、「上昇」、「下降」傾向は、単日の場合が多く、連続する場合は4日程度まで、というように、理解できそうです。
データでは、5日以上連続するケースも出ていますが、これらの発生件数は少ないですから、「異常な状況」と理解して、相場を観ることとしています。
思い出すと、小学校や中学校では、学業成績表は5段階表記になっていましたが、成績3になる児童は全体の68.3%であり、成績2と4になる児童は95.4-68.3=27.1%、成績1と5になる児童は、100-95.4=4.6%になります。2又は4、1又は5になる児童の割合は、前述割合の半分ずつという事になります。
ボリンジャーバンドでもこの考え方に基づいています。±1σの範囲は全体の68.3%であり、±2σの範囲は95.4%となります。通常起こりうることとしては、100%を考えなくても、95.4%までを考えればよいという判断になっています。残りの5%程度は前述のように、「あり得ないことが起きた、異常だ」と考えればよいわけです。「異常」であれば、その修正に動き出すというのがこの世の動き。相場の世界でも同様です。
相場取引に参加している一般大衆投資家の中には、まだ心理状態が取引に向いていない方が多く存在するようです。その理由としては、まだ相場の判断基準があいまいで、目先のローソク足の動きに振り回されているという事があげられるのかもしれません。
そのような方こそ、この統計確率に基づいて相場を観て決断できるようになれば、今までよりは不安が払しょくし適切な判断ができるようになるのではないかと思っています。
小生は、師匠から「事実は4本値にある。」と強く指導を受けています。4本値を基に、直にそのデータから、あるいは、データを統計確率論から加工してその傾向を導き出していきます。
「桜」ではありませんが、ほかの項目で判断する場合もあります。
これまでに、シグナルシステムとしては、「コスモス」、「桜」、「ひまわり」という名称を公表していますが、これら以外に、「菊」や「山茶花」などというものもあります。
今回初めて「菊」を公表したいと思います。
これは、安値と終値の値幅の割合によって、反発上昇するか、反落下降していくか、を判断するものです。これも統計確率論から導き出しますので、100%的中というものではありません。
傾向として把握するものになります。
計算式は次の通りです。 N+1日のシグナルを考える場合:(N日終値ーN日安値)/上下値幅・・・・これをAとします。これを記載するセルを%表示するように指示しておきます。
次に、IF関数を用いて次のように計算させます。
=IF(A>80%、”売“、”買”)
これは、もし、Aが80%よりも大きかったら、売り、そうでなかったら、買いという計算をさせることになります。
データを入れれば、「売り」か「買い」かを出してきます。80%という数値は、85%でもよいと思われます。
この式について、平たく言葉で書いてみます。
本日の終値から本日の安値を引いて差を出してください。出てきたこの差を、本日の上下値幅で割ってください。これで、上下値幅の中のどのレベルで本日の終値が位置しているかが数値化できました。
これをIF関数を用いて、レベル位置割合に応じて、売り、買い、を計算させます。という事になります。
これは、ラリー・ウイリアムが気付いた相場の傾向を基に、小生が独自に考え付いたものです。
高いレベルで取引を終えた場合、翌日の傾向は売り傾向になり、低いレベルで取引を終えた場合は、翌日の傾向は買い傾向になるというものです。「桜」の考え方と類似しているとも思われます。
こちらの試料(データ量)は1900件超もあり、特に加工せず算出活用しています。
現在は、N日(当日)の結果が、85%以上の数値になれば、N+1日(翌日)は「売り傾向が強い」と判断し、15%以下の数値が出てくると、翌日の傾向としては、「買い傾向が強い」というように判断しています。
こちらの統計確率論からの的中率は、累計で、52.17%です。(菊の的中率)
これに基づいて明日月曜日について計算させると、「買い」となってきます。
明日のシグナルでは、すでに明確になっている、「桜」・「ひまわり」はともに、「買い」となっていますので、「買い」濃厚なのかもしれません。「コスモス」は明日寄付き6時以降の状況によって決まります。
4本値そのものから、あるいは4本値を加工すると、見えなかったものが見えてくるようになりますので、相場への理解も進み、判断も容易になると思われます。
中島みゆきの歌に、「時代」というものがあります。名曲です。
そのセリフを基に相場用のフレーズを考えると、次のようになります。
まずは本歌です。
今はこんなに悲しくて、涙も枯れ果てて
もう二度と笑顔にはなれそうもないけれど
そんな時代もあったねと、いつか話せる日が来るわ。
あんな時代もあったねと、きっと笑って話せるわ。
だから、今は、くよくよしないで、今日の風に吹かれましょう。
まわるまわるよ時代は回る。喜び悲しみ繰り返し
今日分かれた恋人たちも、生まれ変わってめぐり逢うよ。
(途中割愛)
めぐるめぐるよ時代は巡る。別れと出会いを繰り返し
今日は倒れた旅人たちも、生まれ変わって歩き出すよ。
(あと省略)
そして、替え歌です。(取引に失敗して失意のどん底にいるかもしれないあなたへ)
今はこんなに悲しくて、涙も枯れ果てて
もう二度と笑顔にはなれそうもないけれど
そんな時代もあったねと、いつか話せる日が来るわ。
あんな時代もあったねと、きっと笑って話せるわ。
だから、今は、くよくよしないで、今日の風に吹かれましょう。
まわるまわるよ時代は回る。喜び悲しみ繰り返し
今日分かれたディーラーも、生まれ変わってめぐり逢うよ。
(途中割愛)
めぐるめぐるよ時代は巡る。別れと出会いを繰り返し
今日は倒れたディーラーも、生まれ変わって歩き出すよ。
(あと省略)
いかがでしたか。この歌のように、「今は、くよくよしないで、今日の風に吹かれましょう。」というような心境になれますか。
ヘッジファンドで有名な、ジョージ・ソロス氏も、取引に失敗して何度か破産したことがあるようです。他の著名人でもそのような例は多々あります。
一般大衆投資家には難しい局面かもしれませんが、研鑽を怠らなければ、自身の独自の取引ルールを構築でき、成功を収めることはできると思っています。他人の真似だけでは成功は無理と思われます。
事実は4本値にあります。このデータを有意義に活用できるようになれば、相場とは、かくも楽しいものなのかと再認識される日も早いと思われます。
現在室温、34度です。この後、水シャワーを浴びます。昼食後、またタウンウォッチングで出かけるかもしれません。これまでの状況だと、広島の個人消費は低調という印象です。
本日も訪問いただきありがとうございました。熱中症や新型コロナに負けないように、ご自愛ください。合掌