川越芋太郎の世界(Bar”夢”)

川越芋太郎の世界へようこそ!
一言メッセージ・「美」の探訪ブログです。短編小説などもあります。

美の壷  「椅子」

2009-06-27 13:18:23 | 美の番組紹介
美の壷からご紹介

今は、ナビゲーターが草刈 正雄さんです。
我が家の妻と娘が大のファンです。
家族3人で毎回視聴しております。
妻は同郷ということもあり、娘は娘で、「正雄ちゃん、などと叫んでいます。」
「正雄ちゃんが、お父さんならよかったのに。」だそうです。(笑)
脱線しましたが、では主題にまいります。


美の壷  「椅子」

「椅子」は日本人にはたかが椅子ですが、欧米では「されど椅子」
必需品である。

番組では、建築家が作る椅子をとおし、椅子のもつ不思議な力を紹介する。
マッキントッシュ・クライドロイドライト・ガウディーなどそうそうたるメンバーである。

なぜ、建築家が椅子を多く手がけるのか?
ある建築家の言葉を借りてそのあたりの事情を解く。

建築家は建物を作るときは自由ではない。
施主の意向・予算・工期・などいろいろな制約に縛られる。
自分の発想で自由に描ける作品としての「椅子」に魅力を感じる。
椅子は建築家にとり、建物の原点であると言える。


なるほど、これが美の壷第一か。
つぼ第一:「デザインに建築家のエッセンスを感じよ」

次に、白木でできた椅子が時間の経過とともに、キャラメル色になる。
利用者の表情を蓄積するとも言える。

二番目の美の壷:「時を経た木の味わいを堪能せよ」


利用方法がそのまま味わいとなる。
同時に、椅子は建築の人体としての構造物を如実に反映している。
特に、女体を感じさせるフォルムはステキな女性と同席するような感じを生む。

それらのことから自然と、椅子は人の気配を持つことになる。
人の身体を表現し、人を感じさせる。
まさい、そこに人がいないにもかかわらず、人がいるような錯覚を与える。

美の第三の壷:「たたずまいに人のぬくもりを感じる」

視聴後の感想であるが、「椅子」の持つ魅力を堪能できた。
1、優れた椅子は人を物理的安らぎ以外に精神的に人を包み込む。
2、「椅子」には、建築家の優れた発想が凝縮されている。
3、「椅子」は時に思い出さえも作る理由がわかる。

我が家にも「椅子」は多数ある。
初任給で購入した椅子! 
妻と購入した椅子!
リラックスする時の椅子!
など。

椅子に感謝!


追記:写真の我が家の「椅子」は妻作成の子供椅子です。

美の番組をご紹介

2009-06-27 09:04:23 | 美の番組紹介
美の番組をご紹介することにします。

美の壷 NHK教育番組 
美の巨人(たち) テレビ東京

まず、美の壷

谷啓さんがナビゲーターを務める美術番組です。テーマは「くらしの中の美」。
古伊万里や盆栽など、人の暮らしを彩ってきた美のアイテムを取り上げ、
選び方・鑑賞法を、いくつかの「ツボ」に絞ってわかりやすく解説します。

今は二代目の草刈正雄さんがナビゲーターをされています。
毎回毎回、映像の美しさに加え、色々な観点からの紹介や私達が見過ごし
てきた美に焦点をあて、解説します。

私はこのNHKの「美の壷」とテレビ東京「美の巨人」を毎週拝聴しております。
ビデオにも収めております。(笑)
残念ながら、ビデオがハイビジョン対応ではないのですが。

と言うわけで、今後、このブログで両番組の内容紹介と私の感想を記載します。

美に興味のある素人の代表として語ります。お楽しみください。

番組紹介
美の壷:http://www.nhk.or.jp/tsubo/
     日経映像の紹介文
     テーマは「くらしの中の美」。
      人の暮らしを彩ってきた美のアイテムを取り上げていきます。
      番組ではそれぞれのアイテムの選び方・鑑賞法を、いくつかの
      「ツボ」に絞ってわかりやすく解説していきます。
      この番組で紹介したツボを覚えていただけば、ひとかどの「通」
      として振る舞うことができるかも・・・。
      ウィキペディア:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E3%81%AE%E5%A3%BA

美の巨人:http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/
     正式タイトルが『EPSON MUSEUM 美の巨人たち』(エプソン
     ミュージアム - )であった。
     現在の正式タイトルは『KIRIN ART GALLARY 美の巨人たち』
     (キリンアートギャラリー - )となっている。
     切り口が斬新で映像も美しく、紹介する作家も多様性にとみ
     楽しみな番組です。