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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

パソコンは忠実なツールか(4回シリーズその4)

2013年02月02日 00時00分01秒 | 緑陰随想

 突然パソコンの画面が暗くなったり、マウス操作ができなくなったり、今まで使えた外づけの装置(プリンターやMO装置やスキャナーなど)が止まる場合はパソコン本体と装置とを結ぶケーブルの接続不良が考えられる。この場合は電源を落とした後、ケーブルを引き抜き、確実に接続することで問題を解消できる場合が多い。
 パソコンの操作中に、「不正な操作をしました」との表示がでることがあるが、最近は少なくなったようだ。おそらく、ソフト会社が苦肉の策で原因不明の対応で行っていると解釈できるが、不特定多数が使用する状況がすべて検証されているわけではないのでソフト会社の今後の改善に期待せざるを得ない。ルール違反に対する小言である。

 パソコンの性能が良くなるにつれ、付属機器やソフトとの相性が問題となることがある。
 人見知りするソフトは時間をかけ、仲良くなるまで待つほか対処のしようがないので、ソフトメーカーへ状況を説明して、指示を仰ぐほうがよい。

 問題をあげればきりがないが、どの問題も人間社会の縮図を観ているようで不思議な気分になる。違和感は解消されただろうか。つまり、完璧性を求めてもパソコン自体が操作者の命令で動くので、自己矛盾の中でのもがきのようなものである。現在のパソコンはすでに発展段階の頂点にきており、人間社会に近づいているとも言えるが、あまり問題発生や違和感を気にしていると前には進めないので、ある程度わかっている方が相談者として身近にいればほとんどの問題は解決できる。本来、パソコンは人間の命令に忠実な道具であり、慣れ親しむことによって、情報を収集する頼もしいツールにもなりうるので、どうか再挑戦をしていただきたい。

 どこにどんな情報があるかを知ることで、情報収集の目的の半分は達成される。情報が誰にでも必要ではないのは前述したとおりで、電子メールで情報発信を行う企業では個人の趣味や研究分野に沿った情報を選択的に発信している。自分だけにすべての情報がこないのは何か阻害されたように感じる人がいるが、いらない情報(ノイズ)があっても使いようがない。情報が価値を持つとは必要なときに必要な情報が得られる環境のことである。ますます個別化に向け情報操作も変化していきそうである。(このシリーズ最終回です)