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巧妙な手口

2016-06-03 22:10:43 | 教育
>試験制度が、大衆を観念支配するのに実に巧妙な手口であることを認識しました。

試験制度は、処世術の口実か方便として利用されている。巧妙な手口は、権謀術数か。陰謀か。
‘あるべき姿’ の内容に向かわないところが、我が国民の政治音痴の証拠である。

>試験には必ず“正解”が用意されており、どんなに優れた答えを提示したとしても、それが正解と異なっていれば「○」はもらえない。
つまり、試験制度は、作成者の用意した正解に、“どれだけ忠実であるか”がすべてであると言える。

暗記力のテストですね。自分で考える習慣のない人たちには、これしかない。

>さらに、この試験制度の先端に学歴⇒官僚、学者という社会の特権的地位が用意されており、試験制度の勝者から順に、その特権的地位が手に入る。
つまり、試験の正解に忠実であった者のみが社会的特権を得られる構造となっている。

序列を作る方法ですね。結果がはっきりしていて、正当性の根拠が得られますね。

>この構造においては、特権階級によって、試験制度の枠組みの中で何を正解とするかで、大衆をいかようにも支配することが可能となる。

上位の愚鈍と下位の愚直で成り立つ社会構造ですね。’あるべき姿’ を考える人がいない。哲学が無い。
一人一人に哲学が必要である。そうでなければ、自分の頭を使って考えたことにはならない。他人の考えを自分の頭を使って暗記したことになる。何事も暗記力で勝負を決めるのか。
哲学 (非現実) が存在すれば、その答えは個人個人で違ってくる。だから、個人主義も理解できる。だが、そのような内容を欲する者がいない。現実離れした話は信じられない。常に文切り型で満足・安心する。だから、英米の高等教育が成り立たない。民度が低い。
民主主義は最低であるが、今のところこれをしのぐ政治形態は見つかっていない。だから、民度を向上させるのが当面最上の策ということになる。


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