>先日部署内で飲み会をした際、「普段なかなか出来ない本音の話が出来て良かった!」という声があがりました。
部署内は建前で、飲み会は本音ですか。
>お互いどう想っているか?何を考えているか?何を大切にしているのか? どうしていきたいのか?
個人には世界観が必要ですね。無哲学・能天気ではいられない。
>綺麗事だけでなく、本気で交わっていきたい、という意気込みが感じられる場となりました。
‘建前 (方針・主義) でない、本音 (本心から出た言葉) を聞きたい’ ということですね。
>この「腹を割って話す」ということ。
>古くから日本では、「腹」が重要な意味を持っています。
‘重要なのは、頭ではなく腹である’ ということですか。文章は脳裏に蓄えられる。バラバラの単語は、腹の中に落ちて底にたまる。そして、腹芸の原動力となっている。意味もなければ、矛盾もない。
>頭でっかちに考えたり、言葉尻だけで捉えるのではなく、五感で感じ、腑に落ちるかどうかを判断軸にしてきました。
建前の内容を頭の中に詰め込むと、頭でっかちになる。無哲学・能天気の輩は、’ああいえば・こういう’ のやり取りに終始して、一向に建設的な議論にならない。相手の発言を五感で感じ、気分・雰囲気で捉える。感情論ですね。頭を働かせる理性・理解とは関係がない。
山本七平は「『空気』の研究」のなかで、そのことを指摘しています。
「驚いたことに、『文藝春秋』昭和五十年八月号の『戦艦大和』でも、『全般の空気よりして、当時も今日も(大和の)特攻出撃は当然と思う』という発言が出てくる。この文章を読んでみると、大和の出撃を無謀とする人びとにはすべて、それを無謀と断ずるに至る細かいデータ、すなわち明確の根拠がある。だが一方、当然とする方の主張はそういったデータ乃至根拠は全くなく、その正当性の根拠は専ら『空気』なのである。最終的決定を下し、『そうせざるを得なくしている』力をもっているのは一に『空気』であって、それ以外にない。これは非常に興味深い事実である。」と書いています。
日本人の考え方は、今も昔も変わらないですね。腑に落ちる。しかも、これを高く評価している。
反理性である。リーズン (理性・理由・適当) を失った行為は極めて危険です。
我々には意識改革が必要です。
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部署内は建前で、飲み会は本音ですか。
>お互いどう想っているか?何を考えているか?何を大切にしているのか? どうしていきたいのか?
個人には世界観が必要ですね。無哲学・能天気ではいられない。
>綺麗事だけでなく、本気で交わっていきたい、という意気込みが感じられる場となりました。
‘建前 (方針・主義) でない、本音 (本心から出た言葉) を聞きたい’ ということですね。
>この「腹を割って話す」ということ。
>古くから日本では、「腹」が重要な意味を持っています。
‘重要なのは、頭ではなく腹である’ ということですか。文章は脳裏に蓄えられる。バラバラの単語は、腹の中に落ちて底にたまる。そして、腹芸の原動力となっている。意味もなければ、矛盾もない。
>頭でっかちに考えたり、言葉尻だけで捉えるのではなく、五感で感じ、腑に落ちるかどうかを判断軸にしてきました。
建前の内容を頭の中に詰め込むと、頭でっかちになる。無哲学・能天気の輩は、’ああいえば・こういう’ のやり取りに終始して、一向に建設的な議論にならない。相手の発言を五感で感じ、気分・雰囲気で捉える。感情論ですね。頭を働かせる理性・理解とは関係がない。
山本七平は「『空気』の研究」のなかで、そのことを指摘しています。
「驚いたことに、『文藝春秋』昭和五十年八月号の『戦艦大和』でも、『全般の空気よりして、当時も今日も(大和の)特攻出撃は当然と思う』という発言が出てくる。この文章を読んでみると、大和の出撃を無謀とする人びとにはすべて、それを無謀と断ずるに至る細かいデータ、すなわち明確の根拠がある。だが一方、当然とする方の主張はそういったデータ乃至根拠は全くなく、その正当性の根拠は専ら『空気』なのである。最終的決定を下し、『そうせざるを得なくしている』力をもっているのは一に『空気』であって、それ以外にない。これは非常に興味深い事実である。」と書いています。
日本人の考え方は、今も昔も変わらないですね。腑に落ちる。しかも、これを高く評価している。
反理性である。リーズン (理性・理由・適当) を失った行為は極めて危険です。
我々には意識改革が必要です。
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