>共同通信 >「領土放棄を迫られ犠牲無駄に」悲嘆に暮れるウクライナ >共同通信によるストーリー・ >4時間
> 【キーウ共同】米大統領選でのトランプ前大統領の勝利を受け、ウクライナの首都キーウ(キエフ)で6日、戦死者遺族や兵士がロシアとの戦争の先行きに不安を吐露した。
>ウクライナ支援に消極的で交渉による戦争終結を訴えてきたトランプ氏に「奪われた領土の放棄を迫られるだろう」と悲観。
>「犠牲になった兵士の思いが無駄になる」と悲痛な声も漏れた。
> キーウ中心部のマイダン(広場)。
>戦死者を追悼する無数の小旗が寒風にたなびく。
>2022年2月から続くロシアの侵攻で犠牲になった兵士を悼む象徴的な場所になっている。
>オレナ・ドラトフさん(27)は、いとこのアルベルタさん(26)のために小旗を立てた。
> 兵士だったアルベルタさんはロシア軍の攻勢が続く東部ドネツク州で今年8月に犠牲になった。
>オレナさんは、トランプ氏がウクライナに大幅な譲歩を迫る形で終結交渉を始めれば「領土を諦めることになる。
>大勢の兵士は何のために死んだのか」と涙を流した。
そうですね。同情だけではどうにもなりませんね。
ウクライナはソ連崩壊により核兵器を放棄した。しかし、プーチン大統領は非核国ウクライナに侵攻し核兵器使用をちらつかせて恫喝した。
これにより我が国の非核三原則に依拠した安全神話は消滅した。非核三原則とは 核兵器を「持たない、つくらない、持ち込ませない」の三原則を指すものと1967年 (S42) 12月に佐藤栄作首相は説明した。日本人のお花畑はもうない。
「世界大戦を含むあらゆる戦争はすぐ終わらせられる。講和条約を結んだ場合、あるいは1945年の米国による広島と長崎への原爆投下と同じことをした場合だ」 (ロシアのメドベージェフ前大統領)
‘ウクライナでの戦争の教訓は、抑止力によって未然に戦争を防ぐ方が、侵攻してきた敵を後退させることよりも遥かに望ましいということだ。’ (マシュー・ポッティンジャー)
‘ロシアが力による現状変更を行っている国はG7(主要7カ国)では日本だけだ。北方領土だ。だから、ウクライナ問題で、ロシアを一番強く批判しなければいけないのは日本だ。’ (小野寺元防衛相)
日本人の記事は実況放送・現状報告の内容ばかりで、読者のためになる所が少ない。‘それでどうした、それがどうした’の問いに答えを出せる人が必要である。我々は自己の見解を述べる教育を受けてこなかった。自己の見解を含まない発言には価値が少ない。我が国には社会の木鐸 (ぼくたく: 世の人を教え導く人) が必要である。そうでなければわが国は迷走し続けて、いつまでたっても何処にも到達しない。だから、若者にも夢と希望が無い。
イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。
何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)
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