おじしゃんのデジカメ奮闘記

古希を過ぎた爺の撮影奮闘記です

鳥追い・・・其の二

2010-01-12 06:00:00 | 行事
周りの景色に夢中になっていましたら、
稲わらが燃え尽き、炎が小さくなっているではありませんか・・・しっぱぁ~い!(笑)

昨年は「こうぞ(楮)」(和紙の原料となる木)が沢山積まれていたので、
なかなか火の勢いが弱りませんでしたが、今年は無いみたいですね。

“鳥追い”の歌です。
拍子木を打ちながら、大きな声で叫びます。

あららが鳥か こららが鳥か ジロドンが鳥か タロドンが鳥か
しり切って かしら切ってさどが島へほわぁ~い・ほわぁい!
さどが島へせきなきゃ のとが島へほわぁ~い・ほわぁい!
あわ鳥 こめ鳥さっさとたちゃがれほわぁ~い・ほわぁい!

















珍しい格好のお二人さんです。
昔の冬の被り物ですネ。
稲わらで出来た“わらぶし”と呼んでいました。












美女と野獣(暴笑)
向かって右が今までの区長さん、左が今年からの新区長さん、真ん中の美人さんは・・・
おじしゃんより三つほど若いというのですが・・・記憶にございません(笑)


鳥追い・・・其の一

2010-01-11 06:00:00 | 行事
ふるさと「門出」の小正月行事“鳥追い”に出かけて見ました。

5時に開始という事ですので、雪道であるため3時半に家をでました(笑)
生憎、雪が降りしきる嫌なムードであります。

“鳥追い”とは、
農作物を食い荒らす害鳥を追い払い、神様に豊作を祈る故郷の小正月行事です。
鳥たちが目を覚ます前の薄暗いうちに、稲わらを燃やした火を囲み、
拍子木をたたきながら大きな声ではやし立て、害鳥を追い払おうとするものです。

「餅」や「スルメ」を焼いて食べると病気にならないと言われていますし、
書初めをこのとき燃やすと字が上手になるとも言われています。

昔は(おじしゃんの子供の頃です)、家々の玄関先や隣近所でまとまって盛大に行われていたものでした。
“ほわぁ~い・ほわぁい!”と向こうの声が大きいとこちらに害鳥が
飛んでくるということで、負けじと大声を出したものです(笑)



現在は、かやぶきの宿“おやけ”前の駐車場で行われております。







稲わら・・・あっというまに燃え広がります。
鳥追いの始まりです。







おじしゃんは、周りの景色にすっかり感動(笑)
三脚立て、傘差して・・・今回はこっちの方に夢中になってしまいました(笑)












冬の蒲生

2010-01-09 15:45:00 | 棚田
この日は予報では朝から「晴れ」でありましたが、実際は曇り。
何とか朝焼けをチョッピリ見ることができた後は、分厚い鉛色の雲に覆われてしまいました。

あきらめて途中まで帰りましたが、棚田の後方に青空が・・・
慌てて引き返し、何とか収めた一枚です(笑)